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Googleマップに被災地の詳細な航空写真 津波の爪痕鮮明に

Googleが東北北関東大震災で被災した地域の詳細な航空写真を公開した。津波の被害を受けた仙台の沿岸部が鮮明に写っている。

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 Googleが東北北関東大震災で被災した地域の詳細な航空写真を追加した。3月13日から公開していた衛星写真よりもさらに詳細に被災地の姿を写している。

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仙台市周辺の航空写真(3月27日〜28日にかけて撮影)

 今回公開したのは仙台市から宮城県南部を撮影した写真。Google EarthとGoogleマップの航空写真レイヤーから閲覧できる。津波に流され、土砂に覆われた沿岸部が写っている。画像は今後も順次アップデートする予定だ。

 Googleは震災前の東北地方の写真を残しており、Google Earthでは過去の衛星・航空写真を閲覧する機能を使って震災前と後の写真を比較することもできる。過去の写真を見るには、Google Earth上部の時計アイコンをクリックし、時間軸を表すスライドバーをドラッグする。

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時系列で見た仙台空港周辺の航空写真

 Googleマップのシニアプロダクトマネージャーを務める河合敬一さんは「仙台で生まれ育ち、家族がまだ仙台に住むわたしとしては、航空写真で胸が痛むような、ありのままの被災地が映しだされている。それでも災害支援や支援に当たる方の手助けや、物資輸送の際に道路状況を確認できる手段として活用して欲しいと思い、広く公開する」とコメントしている。

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