「ドコモ ドライブネット」がスマートフォンに対応:専用クレードルも登場
ドコモのドライバー向け情報サービス「ドコモ ドライブネット」が、4月21日よりスマートフォンに対応。合わせてパイオニアは、加速度センサーとジャイロセンサーを搭載した専用クレードルを発売する。
NTTドコモは、ドライバー向け情報提供サービス「ドコモ ドライブネット」を、4月21日からスマートフォン向けに開始すると発表した。
ドコモ ドライブネットは、ドコモの携帯電話で自車の現在位置やドライブ用地図の表示、周辺施設検索が無料で利用できるサービス。月額315円の有料プランに加入すれば、駐車場の空き情報やガソリンスタンドの価格情報など、ドライバーに欠かせないエリア情報のほか、目的地までのルートをイラストで案内するカーナビゲーション機能が使えるようになる。
対応機種は、Xperia SO-01B、Xperia arc SO-01C、MEDIAS N-04Cの3機種で、今後も拡大していくという。スマートフォンで利用するには、ドコモマーケットから「ドコモ ドライブネット アプリ(ドコモ ドライブネット powered by カロッツェリア)」のダウンロードが必要。なおドコモでは、4月21日から6月30日までの期間中に新たにドコモ ドライブネットを契約した場合、契約月を含む3カ月の月額使用料を無料とするキャンペーンを実施する。
またパイオニアは、スマートフォンを車載するための「カロッツェリア スマートフォンリンク ナビクレイドル SPX-SC01」を4月21日に発売する。
SPX-SC01はGPSのほか、加速度センサーとジャイロセンサーを内蔵しているほか、VICS渋滞情報の約5倍(全国約33万キロメートル)の道路をカバーするスマートループ渋滞情報のリアルタイムな情報を得ることができ、スマートフォンを本格的なカーナビゲーションとして利用できるという。
そのほか、エコ運転の度合いを色で表示するエコドライブアシスト機能、スマートフォンにダウンロードした音楽の再生、ハンズフリー通話、スマートフォンのバッテリー充電などを備えている。
SPX-SC01のサイズは、86(幅)×125(高さ)×約61(奥行き)ミリ。重さは約170グラム。スマートフォンとはBluetoothで接続し、電源はシガーライターソケットから得る。
関連キーワード
NTTドコモ | スマートフォン | ドコモ ドライブネット | カーナビゲーションシステム | 通信 | 地図 | パイオニア | カロッツェリア | クレードル | 駐車場 | 渋滞 | 車載 | GPS | スマートフォンアプリ | WND(Wireless Navigation Device)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ドコモ、カーナビ・スマートフォン向け情報サービス「ドコモ ドライブネット」を開始
NTTドコモが、二段階定額制の専用料金プランを利用したドライバー向けナビ情報提供サービス「ドコモ ドライブネット」を10月末から開始する。 - Androidスマートフォンを通信カーナビに――ドコモとパイオニアが提携
NTTドコモが提供予定の通信ナビサービス「ドコモ ドライブネット」のスマートフォン向けサービスにパイオニアが協力する。市販ナビでトップの実績を持つパイオニアと通信業界のトップキャリアが本格的な“スマートフォンナビ”を2011年3月をめどに提供する。 - Android端末がカーナビに 「NAVITAIME ドライブサポーター」
ナビタイムジャパンが、「PC-NAVITIME」の同乗者向けカーナビサービスが利用できるAndroidアプリ「NAVITAIME ドライブサポーター」を9月17日から配信する。 - 価格は4万円台:ナビタイム、au通信網で利用できるカーナビ「CAR NAVITIME」発表
ナビタイムジャパンが、au通信網で利用できるカーナビ“CAR NAVITIME”「WND-01K」を7月以降に発売する。同製品では、最新の地図情報や口コミ情報を入手できるほか、ケータイやPCとの連携機能も備えている。 - iPhone版は「未定」:Googleのクラウドを使ってカーナビを――Android向け「Google マップナビ」
グーグルが提供を開始した「Google マップナビ(ベータ版)」は、Googleのクラウドと携帯電話のセンサーが融合したことで生まれたサービスだ。同社の井上陸氏がサービスの詳細と背景を説明した。