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ランプ制御技術で明るさが2.7倍に――ソニー、3D対応液晶プロジェクター「VPL-HW30ES」を7月25日に発売

倍速駆動の液晶パネル「SXRD」を搭載し、3D映像でネックとなっていた暗さを軽減する「ランプ制御技術」を採用したソニーの液晶プロジェクター「VPL-HW30ES」が、7月25日に発売される。

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 ソニーは、フルハイビジョン対応の3D映像プロジェクター「VPL-HW30ES」を7月25日に発売する。価格はオープンプライス。

 「VPL-HW30ES」は、高フレームレート対応の液晶パネル「SXRD」を採用したプロジェクターで、240Hzで駆動させることにより「フレームシーケンシャル表示方式」によるフルハイビジョンの3D映像表示を実現している。3D映像視聴時における2D映像視聴時に比べた暗さを軽減するために、ランプ制御技術を採用。左目用、右目用の映像表示と 3Dメガネのシャッター開閉に合わせてランプの輝度をダイナミックにコントロールすることで、同社の従来機比で2.7倍明るい3D映像と、クロストーク現象を抑えた3D映像を実現している。また、2D時、3D時それぞれに専用画質モードを搭載。多様な映像素材に合わせた7つのプリセット画質モードから、 2D、3D映像視聴時それぞれに最適な設定を選択できる。

 「VPL-HW30ES」の発売にあわせ、3Dメガネ「TDG-PJ1」と3Dシンクロトランスミッター「TMR-PJ1」も発売される。「TDG-PJ1」は、従来機種で必要だった偏光フィルターをレンズと一体化したほか、77gから59gに軽量化が図られている。同梱のUSB充電ACアダプターによる充電タイプで、約30分の充電で約30時間の連続視聴が可能となる。また、「TMR-PJ1」は、トランスミッターから3Dメガネまで9m以内の範囲をカバーし、LANケーブルを用いて本体と接続することで、柔軟な設置を可能としている。



「VPL-HW30ES」
製品ジャンル液晶プロジェクター
液晶パネル0.61型 SXRD、約622万画素
光源用ランプ200W 高圧水銀ランプ
レンズ1.6倍ズームレンズ(f18.7〜29.6mm/F2.50〜3.00)
レンズシフト量 V: +/-0.65V、H: +/-0.25H
投影サイズ 40〜300型(縦横比16:9)
輝度最大1300ルーメン
ダイナミックコントラスト比最大70,000:1
対応ビデオ信号15kHz RGB/コンポーネント 50/60Hz、プログレッシブコンポーネント 50/60Hz(480/60i、576/50i、480/60p、576/50p、720/60p、720/50p、1080/60i、1080 /50i、1080/48i)、1080/60p(HDMI入力端子のみ)、1080/50p(HDMI入力端子のみ)、1080/24p(HDMI入力端子のみ)、コンピューター信号(fH:19〜72kHz、fV:48〜92Hz、最大解像度:1920×1080 fV:60Hz)
ビデオ入力なし
Sビデオ入力なし
コンポーネント入力1系統(Y Pb/Cb Pr/Cr)
INPUT A1系統(アナログRGB/コンポーネント:HD D-sub 15ピン)
HDMI入力2系統(デジタルRGB/Y CB(PB) CH (PR))
REMOTE端子1系統(RS-232C:D-sub 9ピン)
IR IN端子ミニジャック
3D SYNC端子RJ-45端子
電源AC100V 50/60Hz
消費電力最大:300W(待機時:0.5W/スタンバイモード(標準)選択時:8W)
サイズ407.4W×179.2H×463.9Dmm
重量約10kg
付属品 リモートコマンダー「RM-PJ20」、USB充電ACアダプター

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