今度のガンダムは親子3代100年の叙事詩――「機動戦士ガンダムAGE」新作発表会:10月放映開始(2/2 ページ)
ガンダム新シリーズ「機動戦士ガンダムAGE」が10月より放映開始される。ストーリー/シリーズ構成はレベルファイブの日野氏が担当する。
ガンプラ、玩具、ゲームとつながる遊び
放映に合わせてバンダイ、バンダイナムコゲームス、バンダイビジュアルよりプラモデル、玩具、デジタルカードゲーム、ゲームソフト、映像パッケージなどの商品・サービスが展開される。特にプラモデルと玩具が連動した「ゲイジングリンク」は特筆。「ゲイジングチップ」と呼ばれるICチップを共通パーツとしてプラモデルや玩具に搭載し、店頭に設置予定の無料ゲーム什器「ゲイジングバトルベース」や「ゲイジング ハロ」などと連動して遊ぶことができる。小学生の心をつかむ「バトル、カスタマイズ、レベルアップ」の3点をしっかり押さえた提案となっている。
プラモデル
「AG(アドバンスドグレード) 1/144 ガンダムAGE-1 ノーマル/タイタス/スパロー」
- 各630円/10月より順次発売予定
ガンプラの新ブランド「アドバンスドグレード」は、劇中に登場するMSを1/144スケール(全高約12.5センチ)でプラモデル化。大きめのパーツで直感的に組み立てることができ、工具・接着剤などの道具や塗装は一切不要なのが特徴。「ゲイジングチップ」1枚が付属し、店頭無料ゲーム機「ゲイジングバトルベース」や、別売りの玩具「ゲイジング ハロ」でゲイジング(スキャン)するとバトルシミュレーションゲームが楽しめる。
玩具
「GB(ゲイジングビルダー) 1/100 ガンダムAGE-1 ノーマル」
- 2940円/10月発売予定
劇中に登場するMSを1/100サイズ(全高約19センチ)の彩色・組立て済みフィギュアとして商品化。全身15カ所が可動し、肩・胴体などに「ゲイジングチップ」計4枚を搭載。ガンプラ「AGシリーズ」同様、「ゲイジングバトルベース」や「ゲイジング ハロ」と連動して遊ぶことができる。
それぞれ手や脚の換装システムを再現しており、別売りの強化パーツ「Gウェア」各種(各1260円〜/10月発売予定)や、今後発売されるGB(ゲイジングビルダー)シリーズの手・脚のパーツを組み換えることで、劇中のMSの換装を再現したり、オリジナルのMSをカスタマイズすることが可能だ。
「ガンダム専用起動装置 エイジデバイス」
- 2415円/2011年10月発売予定
主人公アスノ家に伝わる、ガンダムを起動するキーアイテムを商品化。なりきりアイテムとして、劇中登場キャラクターのボイスや効果音を収録し、7つのパイロットシミュレーションゲームが楽しめるだけでなく、「ゲイジング ハロ」や「ゲイジングバトルベース」で得た経験値を蓄積することで、劇中の主人公のようにレベルアップしていくことが可能。
「ゲイジング ハロ」
- 5985円/2011年10月発売予定
主人公のパートナーロボット「ハロ」をモチーフにした玩具。「ゲイジングチップ」が内蔵されたガンプラやフィギュアをゲイジング(スキャン)すると、液晶画面に自分のMSが登場。「ゲイジングバトルベース」と同様のバトルシミュレーションゲームが自宅で楽しめる。また、「ゲイジング ハロ」で蓄積した戦績を「エイジデバイス」に記録すれば「エイジデバイス」のレベルアップも可能だ。
店頭無料ゲーム什器
「ゲイジングバトルベース」
- 2011年10月稼働予定/プレイは無料/プレイ人数:1名
「ゲイジングチップ」が搭載されたガンプラ、フィギュアをゲイジング(スキャン)すると、自分のMSがそのままゲーム画面に現れバトルシミュレーションゲームが楽しめる。
ガンプラ(AGシリーズ)の場合、機体を1〜3体までゲイジングすることができ、小隊を組んで敵と戦う。フィギュア(GBシリーズ)の場合は、手・脚のパーツ換装により1体のMSの強さをカスタマイズして戦える。小隊や換装パーツの種類、組み合わせを工夫すると強さが変化する仕様で、最強の組み合わせを探す新しい遊びができる。
「ゲイジングバトルベース」での戦績を「エイジデバイス」に記録すれば、「エイジデバイス」のレベルアップが可能。さらに、レベルアップした「エイジデバイス」を「ゲイジングバトルベース」や「ゲイジング ハロ」に再び接続すると、戦いを有利に進めることができる。全国の玩具店、百貨店・量販店の玩具売場、模型店などに設置予定。
プラモデル
「HG(ハイグレード) 1/144 ガンダムAGE-1 ノーマル」
- 1260円/2011年9月下旬発売予定
劇中で主人公が搭乗するガンダムを1/144スケールのガンプラで商品化。「いろプラ」(多色成形技術)により、組み立てるだけでガンダムのカラーリングを再現。全身41カ所が可動し、劇中のポーズを忠実に再現することができる。HGシリーズは他のMSも順次商品化を行うほか、MG(マスターグレード)シリーズ、メガサイズシリーズなどでも続々商品化される予定とのこと。
デジタルカードゲーム
「ガンダムトライエイジ」
- 1プレイ100円/0弾2011年7月下旬、1弾2011年10月上旬稼働予定
フラットパネルリーダー搭載の新型カード筐体が登場する。好きなMSやパイロットのカードをフラットパネルに配置すると、そのMSとパイロットがモニター上に瞬時に登場する。攻撃したい場所にカードを動かしてバトルを楽しめる。
10月上旬稼働予定の1弾には、「機動戦士ガンダムAGE」を中心にラインアップ。全国の玩具店、量販店の玩具売場、およびアミューズメント施設などに設置される。
ゲーム
「SDガンダム GGENERATION」シリーズ
ガンダムの歴代作品を再現したシナリオで、自分の好きなモビルスーツを集め、開発し、成長させ、自分だけの部隊を編成して遊ぶシミュレーションゲームに「機動戦士ガンダムAGE」が参戦する。1998年の発売以来、シリーズ作品総数は15作品以上にのぼり、累計販売本数は450万本を突破している。発売時期、プラットホームなどは未定。
「機動戦士ガンダムAGE RPG(仮称)」
レベルファイブに開発を委託した、「機動戦士ガンダムAGE」のRPG作品。発売時期・対応ハードは未定。
一度「ガンダム」のゲームを開発してみたかったという日野氏の念願かなっての参加となる。ただ、レベルファイブがやるからには、RPGに挑戦してみたかったと語る。「ガンダムは人間が乗り込んで操縦する。そのシチュエーションを大事にしたい。ロボットを動かすだけではなく、人間を動かすリアリズムを求めたい」と日野氏。テレビアニメとゲームとの因果関係などはこれから明かしていきたいとしている。
なお、本日発表会の模様はバンダイチャンネルライブ、およびガンダムインフォにおいてライブ配信される。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.