ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

そのスピード感がやみつき――コンボアクションが爽快なウワサの新機軸MORPG「C9」「C9[Continent of the Ninth]」プレイリポート(2/2 ページ)

7月14日より開催されるプレオープンテストを控えた、ゲームオンの大作MORPG「C9[Continent of the Ninth]」。本作をいち早く遊べる機会があったため、そのプレイ内容をリポートする。「C9」ってナンダ? って人こそ注目!

PC用表示 関連情報
advertisement
前のページへ |       

ソロからパーティプレイまで楽しめる各種ダンジョン

 さて、話をダンジョンに戻そう。メシュリアン高原は草木が生い茂る山道、といった感じの場所だ。敵を倒しつつ最奥にいるボスを倒せばクリアーとなり、頭を悩ませるような謎解きは発生しない。また推奨レベルよりもキャラクターのレベルが高いため、まだ操作になれていない筆者でも、簡単に敵に勝てる。ボスを含め、詰まることなくクリアーできてしまった。

 続いて、キャラクターをシャーマンから派生するエレメンタリストに変更し、推奨レベルが20〜24の“魅惑の森”というダンジョンに挑んでみた。エレメンタリストの特徴として空中浮遊ができて、上空からの攻撃ができるのが特徴。シャーマンはいわゆる魔法使いキャラクターだが、本作では杖や体術による近接攻撃も行える。また右クリックで基本的な魔法攻撃が行えるが、一度発動したら数秒間のクールタイムが発生するため、連続で発動させることはできない。また体力や守備力は前衛職に比べて低いため、ヒット&アウェイ戦法で戦うことになる。イケイケでいけたファイターに比べ、敵の攻撃をかわしつつこちらの魔法をたたき込むスタイルで、クラスごとに異なった戦いかたが楽しめるというわけだ。

シャーマンは、右クリックで基本的な魔法を撃てる。溜めることにより、最大5発の弾を同時に発射できるのだ
ド派手で強力な魔法を使えるのがシャーマンの魅力。ただし発動には時間がかかるため、いかに乱戦を避けるかがポイントとなる

 この魅惑の森は、先ほどのメシュリアン高原よりも少し複雑。ある場所へ行ってスイッチを操作し、新しく現れた道を進む……といった謎解き要素が発生する。またトラップが仕掛けられている場所もあり、タイミングを見計らって移動するアクションも楽しめた。

 このように多少の謎解き要素があり、また敵もメシュリアン高原より強いため、手ごたえがある冒険が楽しめた。ボス戦では一度戦闘不能になってしまったが、その場で復活可能。ただし、この復活は1日に5回までしか行えないため、倒されないほうがいいことは、言うまでもない。

一定間隔で地面からトゲの生えたツタが現れるトラップ。タイミングを見計らって突破する必要がある。ちなみに敵もダメージを受けるようだ
キャラクターが倒されたときは、復活スクロールを消費してその場で復活できる。ただし1日につき5回まで

 見事ダンジョンをクリアーできたら、その戦いかたに応じた評価が表示される。また宝箱を開けて報酬を得られるが、この評価によって開けられる宝箱の数が変化する。上手に戦えば、そのぶん多くの報酬を得られるという仕組みなのだ。

 続いて、開発スタッフと4人でパーティを組み、協力プレイを体験してみた。村でパーティを組んでからダンジョンへ行く、というのが基本スタイルだ。さらにダンジョンでは“途中参加”をオンにして遊ぶと、他のプレイヤーがそのダンジョンに乱入しPKが勃発する「乱入システム」と言われるシステムも存在する。乱入された側か乱入した側、相手を倒すことでレアなアイテムと交換できるポイントが獲得できる。

 パーティプレイの醍醐味は、やはり仲間との連繋プレイだろう。エレメンタリストは範囲に攻撃できる魔法が存在するが、発動までに時間がかかり、またその途中で敵から攻撃を受けると、魔法自体がキャンセルされてしまうため、ソロプレイでは若干使いにくい。だがパーティプレイでは、ファイターに敵を攻撃して足止めしてもらい、そのスキに強力な魔法攻撃をたたき込む、といった連携が楽しめるのだ。

 なお本作では、回復に特化したクラスは存在せず、ポーションによる自己回復や、マップに出現する回復ポイントを利用するのが基本となる。支援職が好きな人には残念だが、逆にヒーラー職が現れるのを待たずにサクサク遊べるのは大きな魅力だろう。

村でパーティを組んで出発するのが基本。座るなどのアクションも可能なため、このようにまったり気分で待つこともできる
仲間との共闘が協力プレイの大きな魅力。まあ深く考えずとも、みんなで遊べばそれだけで楽しいもんです

もうひとつの大きな魅力である対人戦にチャレンジ!

 本作の魅力は、前述のダンジョン攻略に加えてもうひとつある。それがPvP、つまり対人戦。格闘ゲームとしての顔も持っている作品なのだ。

 対人戦はアリーナという場所で行われる。FPSでのロビーに近い存在で、ゲーム中のメニューからアクセスできる仕組みだ。プレイまでの流れもFPSに似ており、誰かが作成したルームに参加し、人数が集まったらバトルスタート、という感じだ。ゲームルールはチームマッチやデスマッチ、リレーマッチ(勝ち抜き戦)などさまざまなものが用意されている。また勝率を上げるモチベーションとなる、ランキング機能も存在している。

 ここで、先ほどパーティを組んだ4人で、2対2でのチームマッチをプレイしてみた。筆者が感じたのは、戦略が重要かつ面白い、ということだ。

 対人戦では敵がプレイヤーであるため、協力プレイ以上に仲間との連携が重要となる。例えば敵が1人のとき、こちらは2人で攻めれば絶え間なく攻撃し続けることができるため、うまくプレイすればほとんどダメージを受けることなく相手を倒せることすらある。逆に、多人数の敵を相手にする状況はなんとしてでも避けたい。このような戦略的な戦いが楽しめるのだ。

これがアリーナの画面。モードや入場条件など、さまざまな条件で部屋を作成可能だ。ちなみに対人戦は最高で8対8の16人対戦が楽しめる
個人の技量はもとより、いかに有利な状況に持ち込むかという戦略を楽しめるのも対人戦の魅力

 もちろん、キャラクター自体の強さや、強力なコンボをたたき込むプレイヤースキルも重要になる。本作はゲームスピードが速く、またターゲットも自分で合わせる必要があるため、めまぐるしい操作が必要となる。そのぶん、思い通りに動かせて攻撃をたたき込めたときの爽快感は格別。さらに戦略が成功し、チーム全体を勝利に導けたときの快感たるや、かなりのものだ。

 とても短いプレイ時間ではあったが、キャラクターを操作し、狙いをつけて攻撃する楽しさ、そして状況に合わせて仲間とさまざまな行動を行う戦略性を楽しむことができた。一部のスキルしか理解していない状況でもかなり面白かったので、これはぜひやりこんでプレイしてみたい、と思わせるタイトルだった。

 というわけでプレイリポートをお送りしてきたが、いかがだったであろうか。RPGではあるが、それ以上にアクション性が高く、かつ対人戦も大きなウェイトを占めている作品だ。RPGファンはもとより、対戦ゲームファン、格闘ゲームファンなどにもぜひ注目して欲しいタイトルだ。

 本作に興味を持った人は、ぜひ公式サイトよりプレオープンテストに応募し、いち早く本作を体験してみてほしい。

最後に、協力プレイクリアー時に撮影した記念写真を掲載。こんな楽しさを味わいたい人は、ぜひともプレイ!

(c) WEBZEN, Inc. All Rights Reserved. Licensed to
(c) GameOn Co., Ltd.


前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る