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写真で解説する「Xperia PLAY SO-01D」(1/2 ページ)

「スマートフォンでゲームを楽しむ」という新しい価値を提供すべく開発されたソニー・エリクソンの「Xperia PLAY SO-01D」。外観の特徴は見ての通りだが、どのような操作性を実現しているのだろうか。

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 ゲーム機能に注力したソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの「Xperia PLAY SO-01D」。十字キー/△○×□キー/タッチパッド/R・Lキーなどのゲームキーパッドを搭載しており、快適にゲームを遊べる。年内に開始予定のAndroid向け「PlayStation Store」に配信される初代プレイステーション用ゲーム、ゲームロフトやGMOなどが配信するXperia PLAYのゲームキーパッド対応ゲームなど、日本ユーザー向けに豊富なコンテンツもそろえた。その見どころを写真でお届けしよう。なお、ここで紹介した端末は試作機のため、実際の製品とは仕様が異なる可能性があることをご了承いただきたい。

photophoto 「Xperia PLAY SO-01D」。閉じた状態は通常のフルタッチ型スマートフォンだが、開くとゲーム機に変身する
photophoto 裏面にはおなじみの「XPERIA」ロゴがある。ドコモ版ということで、「NTTdocomo SO-01D」の文字もある(写真=左)。ソニー・エリクソンのスライド端末といえば、裏面にスライドのレールがないモデルが多かったが、Xperia PLAYにはレールがあってちょっと残念?(写真=右)

 本体のサイズは約62(幅)×120(高さ)×16.4(厚さ)ミリ、重さは約175グラム。ゲームキーパッド付きの下筐体を装備したことで、110〜130グラムほどが多い最近のスマートフォンと比べると重くなっている。本体を閉じた状態では通常のフルタッチ型スマートフォンとして利用できる。ディスプレイ下のキーは戻る/ホーム/MENUに加えて、Xperia arc/acro/rayにはない検索キーもある。Xperiaシリーズならではの“裏側が丸みを帯びた”ボディも健在で、手にしっかりなじむ。外観は海外版とほぼ同じで、違いは裏面に「NTTdocomo SO-01D」が入っている点のみ。ボディカラーはBlack1色。海外ではWhiteも販売されているが、「Xperia PLAYの主なターゲットである20〜30代男性に好まれる色としてBlackを選んだ」(同社マーケティング部 統括部長の金子克之氏)とのこと。

 側面にはR・Lキー、音量調節キー、3.5ミリのイヤフォンジャック、Micro USB端子を備える。ゲームをリッチな音で楽しめるよう、スピーカーは裏面に2つあるステレオ対応となる。arc/acroにはあったMicro HDMI端子は備えていない。HDMI出力ができれば、対応テレビと接続してゲームを大画面で楽しめるが、「テレビ画面を見ながらスマートフォンでゲームを操作するのは難しい」(金子氏)と考え、Xperia PLAYではHDMI出力は非対応としている。ちなみに、東京ゲームショウ2011のソニー・エリクソンブースで展示中のXperia PLAYは、特別にHDMI出力できる仕様となっている。

photophoto 「Xperia arc SO-01C」と比較。面積はXperia PLAYの方が小さい(写真=左)。丸みを帯びたボディが特徴だ(写真=右)
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下筐体がある分、約10.9ミリのarcよりも厚い

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上端部に電源キーがある

photophoto 左側面にイヤフォンジャックとMicro USB端子(写真=左)、右側面にL・Rキーと音量調節キー(写真=右)がある
photophotophoto ディスプレイ下には戻る/ホーム/MENU/検索キーを装備(写真=左)。バッテリーとリアカバーを外したところ(写真=中)。microSDとSIMスロットは裏面上部にあり、バッテリーを外さなくても着脱できる(写真=右)
photophoto 左側面の両端にスピーカーがある
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ゲームに特化したホーム画面「Xperia PLAY Game Launcher」

 本体を開くと「Xperia PLAY Game Launcher」(以下、Game Launcher)が自動で立ち上がる。Game Launcherには、ダウンロード済みのゲーム(一般的なAndroid向け・Xperia PLAY専用のゲーム)が並ぶ「Xperia PLAYゲーム」と、ダウンロードされていない、ゲームロフトやGMOなどサードパーティが提供するXperia PLAY専用ゲームが並ぶ「他のゲームを表示」という2つの項目がある。「他のゲームを表示」に表示されるゲームの順番はあらかじめ決まっており、1週間に1回の頻度で更新される。ユーザーが利用するゲームの履歴に応じてゲームを勧めてくれる機能もあると、より便利に使えそうだ。Game Launcher画面の右上にはAndroid マーケットのリンクも表示される。本体を開いてGame Launcherが自動で立ち上がる設定はオフにもできるが、他の機能を割り当てることはできない。PlayStation Storeから入手したゲームは、「PlayStation pocket」ウィジェットから一覧、アクセスできる。

 ホーム画面のUI(ユーザーインタフェース)は、基本的にこれまでのXperiaシリーズを踏襲しているが、Xperia PLAYでは横向きの表示が可能で、Game Launcherを終了すると横向きのホーム画面に切り替わる。また、ゲームキーパッドに含まれる十字キーと○×キーは、ホーム画面や設定など、ゲーム以外の操作にも使える場合がある。十字キーではスクロール、○キーは決定、×キーは戻る操作ができる。十字キーからブラウザのスクロールも可能だ。

photophotophotophoto PlayStation StoreからダウンロードしたゲームにはPlayStation pocketからアクセスできる(写真=左端)。これまでのXperiaシリーズでもおなじみのホーム画面(写真=左中、右中、右端)
photophotophotophotophoto プリインストールされているアプリ一覧(製品版では変更される場合がある)
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ホーム画面の横表示も可能
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キーパッドの十字キーでブラウザをスクロールできる

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