【PS Vita体験リポート】地獄の沙汰もゴブリン次第? 「地獄の軍団」:TGS2011
なんともきな臭いタイトルで注目度が高い、スクウェア・エニックスのPS Vita用ソフト「地獄の軍団」を遊んでみた。
スクウェア・エニックスが放つPS Vitaロンチタイトル「地獄の軍団」は、そのまんま“軍団アクション”というジャンルのゲーム。新しいハードで新しい荒野を切り拓く軍団アクションって何だ?
プレイヤーは地獄の軍団の長である魔王として、大勢のゴブリンを引き連れて地獄を突き進む。下僕であるゴブリンは○ボタンで剣を、△ボタンで槍を、□ボタンで魔法を使うようになり、大まかにはこの3つの兵種を切り替えながら地獄のモンスターたちと戦うことになる。
左スティックで移動、右スティックで視点移動というオーソドックスな3Dアクションの操作方法だが、特に複雑なアクションが必要なわけではなく、どちらかというとRTS(リアルタイムストラテジー)的なゲームシステム。そして世界観はまさに“地獄”。グロテスクなビジュアルのモンスターを大勢のゴブリンでやっつけると、さらにグロテスクに血しぶきが舞い、モンスターの無残な姿がその場に残る。かなりアクの強い雰囲気を持つゲームだ。
モンスターを倒した際に何かの素材が手に入ることもあり、やり込み要素にも期待ができる。モンスターを倒すために味方のゴブリンもざくざくと倒れていくのだが、途中で捕まっていたゴブリンを救出して兵を補充することができ、さらに先に進めるようになっている。最初は目玉のお化けのようなモンスターしかいなかったが、エリアが進むごとに敵モンスターの種類も増えていった。また、グラフィックはさすがPS Vita、かなり美麗に仕上がっている。
独特のダークな世界観ととっつきやすい操作システムが楽しい、期待の新機軸タイトルだ。
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