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タブレット用ゲームも盛り上がれ!――“ゲーセン風”のスペースインベーダーが登場TGS2011(2/2 ページ)

ゲームショウといえば最新の家庭用ゲーム機に注目が集まるが、スマートフォンやタブレット用ゲームの展示も増えてきている。端末の特長を生かしたタブレットならではのゲームがそろっていて、家庭用ゲーム機とはまた違った面白さがある。

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「黒ひげ」で幅広いユーザーにアプローチ

 タカラトミーエンタメディアは黒ひげ危機一髪をモチーフにしたiPhone/iPad用アプリ「黒ひげキャッチ危機一発」を展示している。ナイフを差して、飛び出した「黒ひげ」を端末を傾けながらキャッチするゲームだ。

photophoto 黒ひげ危機一髪をモチーフにしたiPadアプリ「黒ひげキャッチ危機一発」

 アプリ自体は無料だが、使えるナイフの本数に制限があり(最初は40本)、ナイフが課金アイテムとなっている(50本で85円、まとめ買いをすると安くなる)。ナイフの本数は時間経過で増加するので、ごく短時間のプレイならば無料でできるとしている。

photophoto 飛んでいった黒ひげをキャッチする(写真=左)。ナイフに課金する仕組みだ(写真=右)

iPadのカメラ機能を活用

 アールフォース・エンターテイメントのブースには、AR(拡張現実)を使ったiOS/Android用アプリ「ペン・セーバー」が参考出展で展示されている。画面の前にペンなど棒状のものをかざし、iPadのカメラが認識すると、ライトセーバー風の剣が画面内に出現する。棒を左右に振ると、画面内のライトセーバーも左右に動く仕組みとなっている。

photophoto 画面の前にペンなど棒状のものをかざすと、剣が現れる。腕でも認識する

 棒状のものならば大体認識するので、自分の腕をかざしても認識する。この技術が進めば、KinectのようにiPadの前で体を動かして遊ぶゲームが今後出てくるかもしれない。このアプリは開発中のもので、今後ARを使ったアプリを作るための試作品という位置づけだとしている。

 東京ゲームショウ2011の会場では、このほかにも、さまざまなタブレット向けゲームが体験できる。コンシューマー用のゲームから移植したゲームもタブレット用にUIを一新しており、今後はタッチ機能やカメラなど、タブレットの機能や特長を生かしたゲームが増えていくと考えられる。会場に足を運んで、実際に遊んでみるとタブレットゲームの未来を感じることができるかもしれない。

photophoto アーケードゲームのjubeatのiPadアプリ
photophoto “桃鉄”やノベルゲーム「428 〜封鎖された渋谷で〜」も展示されている

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