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「おサイフ腕時計」がついに誕生――大日本印刷と和工、FeliCa搭載の腕時計「RISNY」を製品化
精密時計メーカーの和工と非接触ICを手がける大日本印刷の協力により、電子マネーやIDカードに使える腕時計「RISKY」が誕生。12月にはEdy搭載モデルが発売される。
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大日本印刷と和工は、電子マネー決済などが行えるFeliCaチップ搭載の腕時計「RISNY(リスニー)」を製品化する。12月には、和工より電子マネー「Edy」搭載モデルが発売される予定。
「RISNY」は、腕時計本体にFelicaチップを搭載することで電子マネーや入場チケット、ID認証などに活用できるようにするもの。これまで、FeliCaの通信機能は金属による影響を受けるため腕時計への搭載は困難とされていたが、金属の量や厚みなどを調整することによって、FeliCa通信機能を保持することに成功したという。12月には、和工から電子マネー「Edy」を搭載した製品が、約7000円前後で発売される予定で、両社は今後スポーツ関連やアパレル業界、アミューズメント業界などに向けの展開も予定している。
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