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コンピューター将棋に強敵現る――米長永世棋聖vsボンクラーズ、来年1月14日に対局決定
昨年、女流将棋界の第一人者、清水市代を破ったコンピューター将棋の次なる挑戦相手が米長邦雄永世棋聖に決定。対局の模様はニコニコ生放送でライブ中継が予定されている。
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日本将棋連盟、ドワンゴおよび中央公論新社は、米長邦雄日本将棋連盟会長とコンピュータ将棋ソフト「ボンクラーズ」との特別対局を2012年1月14日に開催する。
対局は「米長邦雄永世棋聖vsボンクラーズ 将棋電王戦」と銘打たれ、東京・千駄ヶ谷の将棋会館で実施される。米長会長は将棋界では歴代5位となるタイトル数獲得19期の記録を持ち、棋聖獲得7期により永世棋聖の称号を受けている。一方、「ボンクラーズ」は伊藤英紀氏が開発したコンピューター将棋ソフトで、今年5月に行われた「第21回世界コンピュータ将棋選手権」で優勝している。
対局の模様はドワンゴがサービスする「ニコニコ生放送」にて午前10時の対局開始から終了まで生中継され、解説は2005年にコンピューター将棋ソフト「ボナンザ」との公開対局に登場した経験を持つ渡辺明竜王・王座が務める予定となっている。
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