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休日はベッドの上でゲームに限るゼ――「PSP用ハンドグリップ」なんだか“中途半端”なヤツを試してみよう(2/2 ページ)

やっぱり休日はひきこもってPSPで遊ぶに限る。平日疲れてしまったボクには、休日をアクティブに過ごす元気がないのだ。今回は、PSP用のグリップを使って快適なゲームライフを“エンジョイ”することにした。

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思った以上に効果アリ

photo PSPを装着してみた

 早速PSPを装着してみた。装着は簡単だが、PSPは上下のツメにしっかりと引っかかっておりぐらつくことはない。左下のイヤフォンジャックにプラグを差し(右下のACプラグは充電を行わない場合、必要ない)、本体底面のスピーカースイッチをオンにしてゲームスタート。最近プレイ中のゲーム「スーパーロボット大戦 A Portable」をプレイした。

 グリップ部にスピーカーを備えているので、グリップを握るとスピーカー部分が隠れてしまうのではないかと思ったが、実際はそれほどスピーカー部に手は被らない。大体外側から3分の1程度隠れるくらいで、音がこもるということはなかった。

 やはりグリップを装着すると、持ちやすさが大きく変わる。ベッドで寝転がりながら遊ぶときはPSPを真上に持ち上げており、腕が疲れてしまっていたが、グリップをつけるとあまり疲れを感じなくなった。重さはフェイスカバーまで含めると合計で415グラムと2倍以上になっているのだが、それほど重さは感じない。

 グリップを使わない場合、基本的にはPSPを親指と中指ではさんで持つことになるが(人差し指をLボタン/Rボタンに当てている場合)、グリップをつけると薬指と小指でもPSPの重さを支えることになるので、重さが増えても持った感触は軽く感じる。長時間プレイすると、この差がよりよく分かる。

photophoto グリップを装着した場合と、そうでない場合との持ち方の比較

 グリップを装着していると、人差し指がPSPには触れず、製品に触れることになる(製品の天面に人差し指がくる)ため、Lボタン/Rボタンが押しづらくなるのは気になった。この2つのキーに人差し指をあてて構える、ということがしづらいので、Lボタン/Rボタンを多用するゲームをプレイする際には注意したい。

ゲーム音楽好きならスピーカーは欠かせない!

photo 背面のふたを開ければ、グリップを装着したままUMDを交換できる

 スピーカーは、非常に大きな音が出ると言っていい。スピーカーから30センチの距離で騒音レベルを測ってみると、PSPの音量が5目盛り分の時は約47デシベル、10目盛りの時は約55デシベルだった(静穏時35デシベル)。部屋の中でプレイするときは十分な音量で、大体7〜8目盛りほどあれば十分だと思われる。

 PSP内蔵スピーカーとの最大の差は重低音が響くことだ。イヤフォンをつけても、重低音は響くようになるのだが、部屋の中で遊ぶようなときにわざわざイヤフォンを装着するのは面倒だし、スピーカーの方がプレイをしていて爽快だ。ゲーム音楽好きのボクとしては、スピーカーがある方がゲームをより一層楽しめた。

 楽しくなってきたので、SLG以外にもアクションゲームやレースゲームをプレイしてみた。ゲームのジャンルによる向き不向きはなさそうで、どのゲームも快適にプレイできる。Lボタン/Rボタンの押しづらさについても、慣れればあまり気にならなくなった。

 PSPでよく遊ぶ人、なおかつ家の中で遊ぶことが多い人にはオススメしたい。特にゲーム音楽好きの人にはスピーカー内蔵であることも魅力的なポイントとなるはずだ。価格は1499円(税込み、送料別)。会社で大変な思いをしているぶん、せめて家の中ではダラダラさせてくださいな。もちろんゲームで。

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