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TGSに来る人もソーシャルゲーム派に鞍替え中?――CESA、「東京ゲームショウ2011」来場者アンケートの集計を発表

コンピュータエンターテインメント協会が、今年9月に開催された「東京ゲームショウ2011」で行ったアンケートの結果を発表した。

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PSPがゲーム機保有割合でDSを抜きトップへ

 コンピュータエンターテインメント協会は11月21日、9月に開催された「東京ゲームショウ2011(TGS2011)」の来場者に対するアンケート調査結果を発表した。

 このアンケートは、TGS2011の会場に設置されたブースで開催最終日の9月18日(日)に行われたもので、有効回答数は1124人で、全体の75.8%が男性となっている。

 家庭用ゲーム機の保有割合については、PSPが74.8%とニンテンドーDSを抜きトップとなり、続いてニンテンドーDSの66.0%、プレイステーション 2の64.9%となっている。また、この1年間のうちでゲームソフトを買った人が全体の76.5%、平均購入本数は4.8%となっている。また、今年度購入したもので満足度の高かったタイトルとしては「モンスターハンター」シリーズを挙げる人が多く110人と全体の10%近くとなっており、以下「テイルズ オブ」シリーズの52人、「ポケットモンスター」シリーズ22人と続いている。

ソーシャルゲーム利用者はMobageとGREEでは大幅増

 ソーシャルゲームについては、SNSプラットホームごとにアンケートが採られており、MobageがGREEが利用者を大幅に増やしているのに対し、mixiは昨年と同割合に留まっている。Facebookの利用者は増えているものの、ゲームをプレイする人は4.3%と低い。また、SNS自体の利用と比較した場合、Mobageは参加者の82%、GREEが83%がゲームもプレイしているのに対し、Mixiでは約56%と低く、Facebookでは40%と半分を下回っている。参加タイトルとして挙げられたトップは「戦国コレクション」(Mobage)が24人でトップとなっており、以下「探検ドリランド」(GREE)の23人、「ドラゴンコレクション」の21人が続いている。

SNSプラットホーム利用者とソーシャルゲーム利用者の割合

SNSプラットホームMobageGREEmixiFacebook
SNS利用者29.0%25.2%33.8%10.8%
ソーシャルゲーム利用者23.8%20.8%19.0%10.8%

 また、オンラインゲームを継続してプレイしている人は28.6%、アーケードゲームを継続してプレイしている人は31.6%となっているものの、いずれも昨年の数字を下回っている。

 なお、報告書の全文はコンピュータエンターテインメント協会の公式サイトで公開されており(報告書掲載サイト→こちら)、年齢層別やゲームプレイ時間別などの細かい集計も発表されている。

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