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絶叫アラームが響き渡る 水木一郎アニキのiPhoneアプリ「Z叫魂」を試してみたZ!(1/2 ページ)

水木一郎アニキのiPhoneアプリ「Z叫魂」がリリースされた。アニキが魂の叫びで起こしてくれるアラーム機能やミニゲームを使ってみたゼェッッッート!

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 アニソンの帝王、水木一郎アニキのiPhoneアプリ「Z叫魂」が登場した(250円)。なんでも、アニキが魂の叫びで起こしてくれるアラーム機能が付いているという。アニキにたたき起こしてもらえば誰だって目が覚めるはずだ――というわけで、朝が弱い筆者は早速アプリを入手した。

アニキの叫びを止めるんだZ

 まず試してみたのは目当てのアラーム機能「アラームだZ」。設定した時間になるとアニキが魂の叫びで起こしてくれる。普通のアラームアプリとは違って、スヌーズボタンなどという軟弱なものはない。アニキの叫びを止めるには、ちょっとしたゲームをクリアしないといけない。

 ゲームは3種類あり、画面に表示される「Z」の文字をタップしたり、なぞったりしてスコアをかせぎ、5000点取ればクリアできる。デモプレイもあるのでどんなゲームなのかも試せるが、「ちょっと試してみよう」と軽い気持ちで挑むと涙目になるので要注意。デモと言えど、アニキは常に全力。きっちり5000点取らないとゲームは終わらないのだ。


アラーム待機中のアニキが渋い

 起きる時間を設定し、ゲームは一番簡単そうな「とにかく叩け!」を選択。明日はアニキの声で起きるんだ……と楽しみにしながら布団に入る。ちょっとドキドキして寝付けなかったのは秘密だZ。

 「起きるんだゼーット! ゼーット! ゼーット! 起きるんだゼーット! ゼーット! ゼーット!」

 翌朝、響き渡るアニキの声で目が覚めた。寝起きにアニキの絶叫はちょっとヘビーすぎる……。

 「とにかく叩け!」では、画面に現れる「Z」の文字をひたすらタップする。1回のタップで入る得点は50〜100点。5000点クリアするまでに50回はタップするわけで、それだけ叩けばそりゃ目も覚める。


Zが飛んでくるZ

 ひたすら画面をタップ! タップ! タップ! 指でつつきまくっていると、ケンシロウ気分で「ホォァタタタタタ!」と言いたくなるが、そこは我慢。「北斗の拳」じゃアニキは歌ってないんだZ。

 画面をつつく間にも響き続けるアニキの絶叫。アツイ、アツすぎる……アツすぎて早く止めたいが、なかなか点数がたまらない。心が折れて、思わずホームボタンを押してアプリを閉じてしまった。絶叫は止まったけれど、なんだろう、この罪悪感は。アニキを相手に死力を尽くさず途中で逃げるなんて……許されない、こんなことは許されないZ! アプリをもう一度立ち上げると、アニキはまだ叫び続けていた。すまないアニキ、今度こそ真剣勝負だ!

 つついてつついてつつきまくって、結局80秒ほどでやっとアニキの絶叫は止まった。早いのか遅いのかは分からないが、寝ぼけた頭もすっきりしてテンションもアゲアゲだ。ありがとう、アニキ! でも、気合いを入れすぎたせいで指先がちょっと痛い。


「間違えず叩け!」ではZ以外の文字も飛んでくる

 ほかのゲーム「間違えず叩け!」「Zを描け!」はもっと難易度が高い。「間違えず叩け!」では、ZのほかにXやKなどほかのアルファベットも飛び出してくる。Zをタップしたときの得点は100〜500点と「とにかく叩け!」より高いが、間違えてZ以外をタップしてしまうと200点も減点される。厳しいZ、アニキ……。手早くタップすればするほど得点が高いが、高得点を狙って焦るとうっかりほかの文字を押してしまう。目覚めたばかりのぼんやりした状態だと余計に間違えやすい。

 「Zを描け!」は画面に次々と飛び出してくるZを指でなぞって一筆書きするゲーム。素早く書くほど得点が高くなる。デモでは簡単にクリアできたので楽勝かと思いきや、やっぱり起き抜けはうまくいかない。素早く書けないどころか、Zをきれいになぞれずにゼロ点になることもしばしば。ほかのゲームと間違えて、Zをタップして「あれ、点が出ない」とつぶやいてしまったことも。寝起きの自分のダメさ加減を思い知らされた。


「Zを描け!」では飛んでくるZをなぞる

 ゲームが1つだけならすぐに慣れて目覚まし効果が薄くなるかもしれないが、3つローテーションすれば慣れるまで時間がかかる。しばらくはアニキ効果で早起きが続けられそうだ。

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