超軽量ウェアラブルビデオカメラLooxcie2で往く! 体験映像ハンティングツアー:散歩するガジェット(1/3 ページ)
何気ない日常が非日常に! 超軽量ウェアラブルビデオカメラLooxcie2で、なんのヘンテツもない行動がエキサイティングで臨場感溢れる映像になりました。さらにはセグウェイに乗車、二足歩行ロボを操縦、アキバのメイド喫茶体験撮影も!!
ウェアラブルの名に恥じない超小型軽量ボディ
今回は、目の前で起こっていることを体験者の視点で撮影できるというウェアラブルビデオカメラLooxcie(ルクシー)2(JP)でエンジョイしてみました。このLooxcie2(JP)は本体重量21グラム、本体全長84ミリメートルという、正真正銘ウェアラブルという言葉に恥じない仕上がりになっています(詳細なスペックは、日本国内総販売元であるNEXXの製品紹介ページをご覧ください)。
ちなみにLooxcie2はBluetoothに対応したれっきとした通信機器、製品名に(JP)とあるのは(型番の末尾にも“-JP”とあり)日本国内で合法的に販売・使用のできる総務省認定基準適合版ということです(以下、便宜上“(JP)”は省略)。なお今回、手にしたLX2-001-JPは内蔵メモリ4ギガバイトでNEXXオンラインストアでの販売価格が1万9800円。ほかに内蔵メモリ8ギガバイトのLX2-002ーJP、販売価格2万4800円もあります。
Bluetoothでスマートフォンと連携
Looxcie2は、電源スイッチをオンにして録画ボタンを押せば撮影できますが、ファインダーも液晶ディスプレイもありません。どう撮れているかはパソコンにデータを転送して観るまで分かりません。しかし、Bluetoothに対応しており、スマートフォンの専用アプリを使うことでAndroid OS搭載端末やiOS搭載端末をビューファインダー代わりにできます。
無料提供されているアプリには、スマートフォンで映像を確認しながら撮影できるLooxcieCam(ルクシー・カム)、常時撮影しておき、ボタンを押した際に過去30秒を切り出したりすることができるLooxcieMoments(ルクシー・モーメント)、撮影映像をリアルタイムに登録した友人とシェアできるLooxcieLive(ルクシー・ライブ)がありますが、LooxcieLiveは2012年1月現在β版ですべての機能が実装されていません。今後、予定されている、Webブラウザからの閲覧などの機能追加が楽しみです。
ベースボールキャップ固定を多用
筆者は耳全体は大きいが耳の穴は小さいので、まずフック型のイヤーレシーバーなどもちゃんとはまらないのですが、Looxcie2はイヤーフックに柔軟性があり、調整できる範囲も広いので固定具合も上々でした。しかし、1回試し撮りして「これはイカン」と思ったのは、顔の脂がLooxcie2の黒つややかな表面に付着してしまったことです。
ということで、今回はオプションのLooxcieベースボールキャップクリップ(2200円)のお世話になることが多い撮影となりました。筆者が使用するだけでなく耳掛けするのが難しい、幼児に装着して撮影する際にも有用でした。
まずは身近なモノで撮影
まずは身近なモノで撮影してみましたが、「ウェアラブル」「超小型軽量」というのを生かさないと意味がありません。このあたりの試行錯誤がこのガジェットの醍醐味、エンジョイのしどころです。プラレールが分かりやすいと思うのですが、Looxcie2の固定位置によって映像がぜんぜん違った印象になります。
撮影された映像データのコーデックはビデオがMPEG-4、オーディオがAACです。マイクロUSBケーブルでパソコンと接続すると、ストレージとして認識するので映像ファイルを転送して保存できます(ファームウェアのアップデイトには、Windows版あるいはMacintosh版のLooxcieDesktopのインストールが必要)。筆者が使用した環境は、Windows7(64bit)とAndroid 2.3.3です。
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