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「豆ミサイル、スタンバイ。照準、上司!」――節分なので、鬼上司に豆をぶつけてみたナニコレ

「USBスカっとミサイルランチャー」は、USBで接続したPCから操作してミサイルを発射できる。節分なので、ミサイルに豆を搭載して鬼上司を退治することにした。

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 節分と言えば、豆まき。豆まきと言えば、鬼退治。鬼と言えば、上司。よーし、今日は鬼上司に豆をぶつけて日ごろのうっぷんを晴らすぞ! そう心に秘めているシャイな社会人の皆さんに代わって、筆者が鬼上司退治をすることにした。

 思い起こせば、上司のむちゃ振りに耐えながら取材をする日々……。筆者のうっぷんはただ豆をぶつけるだけでは晴らせない。「相手が“鬼”なら、人間じゃないんだ。僕だって!」と用意したのが「USBスカっとミサイルランチャー」だ。

 USBスカっとミサイルランチャーは、USBで接続したPCから発射操作ができるミサイルランチャー風のおもちゃ。サイズは110(幅)×110(奥行き)×140(高さ)ミリ(最大)で、重さは350グラム。内蔵されたカメラの映像をPCの画面で見ながら発射角度を調整して、4本のスポンジ製ミサイルを圧縮空気で発射する。価格は3680円だ。

 射程距離は約5メートル。試しに会議室で発射してみたところ、確かに5メートル先まで飛ばすことができた。発射直前にPCからビーッ、ビーッという警告音が流れ、続いてドゴーンという音とともにミサイルが発射される。なかなかの迫力で、本物のミサイルを発射したような気分になる。

 さっそく実戦といきたいところだが、節分なのでミサイルに豆を搭載。ミサイルの先端に両面テープを貼って、それぞれに豆を付ける。ミサイルは先端もスポンジなので当たっても痛くないが、豆を付ければ鬼も痛がるに違いない。

 今度こそ準備万端だ。仕事をしているらしい上司の後ろに回り、PCを使ってランチャーを操作する。もちろん、気付かれないように警告音と発射音は消しておく。カメラの映像を見ながら角度を調整して……。豆ミサイル、発射!

 まったく届かなかった。先端の豆が重くて飛距離が短くなってしまったようだ。ランチャーの角度を高めに設定してやり直す……。発射!

 2発目はいすの背もたれに当たったが、まだ飛距離が足りなかった。こうなったら、高さを最大にするしかない。今度こそ、墜ちろ、蚊とんぼ!

 ぺちっ。

 鬼上司の後頭部に直撃した。予想以上のクリティカルヒットだった……。この後、上司にこってりしぼられたのは言うまでもない。

※上司に向かってミサイルを発射するのは大変危険です。よい子のみんなはまねしないでね。

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