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オートボット、旭川に出動! トランスフォーマーの大雪像を見てきたナニコレ(2/3 ページ)

オプティマスが幅約130メートル、高さ約20メートルの大雪像になって旭川に登場。筆者は特別に頭の上に登らせてもらった。ガクブルしたのは寒かったからじゃない。本当に、本当に怖かったんだ。

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ビビリの筆者がオプティマス登頂に挑む


あさっぴーと旭川市経済観光部観光課の清原英数さん

 筆者を案内してくれたのは、今回の企画を担当した旭川市経済観光部観光課の清原英数さん。生まれも育ちも旭川で、子供のころからトランスフォーマーが好きだったという清原さんは、まさか自分が旭川冬まつりの企画を担当して、トランスフォーマーの大雪像を作ることになるとは夢にも思わなかったという。

 清原さんに案内されて裏道に入ると、雪のブロックや機材が置かれているスペースに出た。オプティマスの大雪像はほとんどが道路の除雪で集めた排雪でできていて、その回りに真っ白な雪のブロックを貼(は)り付けているのだという。これだけの大きな雪像だが、骨組みは一切使わず、雪だけで作っているというから驚きだ。

 そして裏道を進んだ先にあったのは、オプティマスの顔! なんと、目と鼻の先にオプティマスの目と鼻(?)があるではないか。バトルマスクがカッコいい!

キリッ
司令官とツーショット
頭部の制作を担当した陸上自衛隊旭川駐屯地第2特科連隊の坂梨匡さん


 筆者が「さすがに高いですねー。怖いですねー」と話していると、清原さんが恐ろしいことを提案してきた。

 「頭の上に登りますか?」

 何を言っているのか分からない。頭の上って……。筆者が「ええ、はい?」というあいまいな返事をすると、「その靴だと危ないかもしれませんね」と清原さん。普段はいてるもので、何の滑り止めもないただの革靴だったからだ。若干、安心していると、なぜかオプティマスの頭の後ろに向かう清原さん。嫌な予感がした通り、気を付けて登ってくださいと登りだしてしまった。目の前には、手すりも何もない。踏み固められた段差があるだけの階段らしき坂だ。そして、後ろにあるのは絶壁と氷が流れる石狩川。もし滑ったら、間違いなく“THE END”だ。

石狩川すごく冷たそう


 怖いから止めておきますとも言えず、意を決して登りだす筆者。表面の雪を手すり代わりにしようとしたが、柔らかい雪で気休めにしかならなかった。清原さんに手を取ってもらいながら登り、ついに頭の上に立つことができた。実際は滑り止めの付いた長靴をはいた清原さんが支えてくれたので危なくはなかったのだが、ビビりの筆者はこの原稿を書いている今も、思い出すだけで身震いがするのだった。

頂上からの眺め
頭の後ろは倉庫になっていた!


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