赤いお掃除ロボットだけに速くて効率がよさそう LG「HOMホーム-BOTボット2.0」
静音性とリチウムイオンバッテリーで長時間の運転を実現したお掃除ロボット「HOMホーム-BOTボット2.0」が3月上旬に発売される。
LG エレクトロニクス・ジャパンは、静音性とリチウムイオンバッテリーで長時間運転を実現したお掃除ロボット「HOM-BOT2.0」を3月上旬より発売する。
本体の上部と下部に搭載したカメラセンサーで部屋全体のイメージを解析し、障害物感知センサーとともに、最短ルートを算出し15畳の部屋を約18分という速さで効率よく掃除する。
これは、上部のカメラセンサーが最大毎秒30回の高速撮影で、天井と周囲の映像をワイドにとらえ正確に現在位置をマッピングしているため。また、下部のカメラセンサーが最大で毎秒2000回という超高速撮影によって移動距離を精密に測り、同時に細かいハウスダストからダニの死がい、髪の毛まで検出している。障害物感知センサーと加速度センサーを搭載しているので、壁やベッドなどを感知するとゆっくり近づきながら掃除でき、衝突を防ぐ。床に敷かれたラグやカーペットがある場合も、厚さ1センチ以下なら乗り越えていく。また、段差感知センサーにより階段や段差からの落下を防ぐ。
低振動ファンを採用したことで、図書館並みの静かな掃除音を可能にしたのも特徴。さらにリチウムイオンバッテリーを採用することで、充電式ニッケル水素電池に比べ寿命が約2倍長持ちする自動充電を実現した。
ほかにも、壁際や家具の周りの取りにくいゴミやホコリは、2つの側面回転ブラシで前面にかき出すようになっていたり、ダストボックスに綿ボコリや髪の毛などの見えるゴミを除去するスポンジフィルターと、換気の微細麈をキャッチするHEPAフィルターを備えている。
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