ぜひ発奮してほしい日本のゲーム業界:週間ゲームソフト販売ランキング
2月27日から3月4日の期間集計した週間ゲームソフト販売ランキング。PS3「ワンピース 海賊無双」が無双です。
2月27日から3月4日の期間集計した週間ゲームソフト販売ランキング、トップに輝いたのは圧倒的な販売本数でぶっち切ったPS3「ワンピース 海賊無双(限定版、同梱版含む)」。1つだけケタが違いました。新顔としては3DS「マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック」とPSP「グレイトバトル フルブラスト(限定版含む)」がランクインしています。
PS3「ワンピース 海賊無双」の無双っぷりが目立っていますが、全体的に見れば販売本数は低調。懐かしいタイトルもランキングに顔を出しています。根強く長く売れ続けているのは喜ばしいことですが、10位で1万2000本ですから新作タイトルとしてはもう少し欲しいところですよね。
現在、サンフランシスコで開催しているGDC(ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス)の期間中に受賞作が発表されるゲーム開発者によるゲーム開発者のための賞、GDCアワード(Game Developers Choice Award)の結果が発表されました。
それによると、今年のGame of the Year(最優秀ゲーム賞)にはベセスダ・ゲーム・スタジオのオープンワールドRPG「ザ エルダースクロールズ V: スカイリム」が受賞。ゲームデザイン賞など3部門には「ポータル2」が選ばれたようです。
選ばれているタイトルを見ると、残念ながら日本のタイトルがありません。ゲーム・オブ・ザ・イヤーの候補として「ダークソウル」の名前はあったようですが、残念でなりません。そして同じくGDC 2012のパネルディスカッションにおいて、インディーズゲームクリエイターのPhil Fish氏が、現在の日本のゲームについて聞かれ「クソだね(Your games just sucks.)」と答えたとの報告も。なんともやりきれない気持ちです。
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