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イソメ? ソフトルアー!? いえ、人工エサなんです!!【虫嫌いは閲覧注意?】

「うわぁ、気持ちわる……」とかいっちゃあいけません。こちらビックリグッズでもなんでもなく、釣りエサメーカーのマルキユーが技術を結集した人工エサ「パワーイソメ」なんです。

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実は「気持ち悪くない!」超実用グッズ

 大体、この手の画像があると「うわぁ、気持ちわる……」で話は完結してしまうものですが、こちらはその手のパーティグッズでも、ビックリグッズでもありません。釣りエサメーカー、マルキユーが開発した人工エサ「パワーイソメ」は開発3年、販売開始してからも改良を続けて2年半あまり、5年以上の熟成を経た釣具店では人気のマジメな実用品なんです。

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画像画像 マルキユーの人工エサ「パワーイソメ」は、青、茶、赤、桜の4カラーそれぞれに細、中、太、極太を用意。狙う魚によって使い分けることができる。オープン価格で、実勢価格600円前後。対象魚がカサゴ、アジ、メバルなどの標準的な大きさ、中が売れ筋。桜は蓄光するので夜釣りに良い。青と桜と用意しておいて、昼夜で使い分けることができる

 脚の生えたミミズといいましょうか、脚の短いムカデといいましょうか、あのイソメの形状が見事に再現されております。でも、人工エサですから、針に刺そうとしたときに動いたり、ぶちゅっと体液が手について生臭くなったりなんてことはありません。生き餌が苦手な子どもや女性でも扱いやすい、実は「気持ち悪くない!」お助けグッズな一面もあるんです。さらに生分解性素材なため、針から外れてしまっても微生物の働きで二酸化炭素と水に分解されます。ビニールや金属のように、いつまでも水中に残ってゴミになることもないんです。

画像 見た目だけでなく、弾力も本物そっくりで魚が好むエキスが配合されており、本物のイソメに迫る食いが魅力。もちろん動かないし、針を刺しても体液が出ないので初心者でも扱いやすい

実際の釣果はどうなの?

 さて便利かつ環境に優しいのは分かりましたが、そうなると気になるのは「実際に釣れるの?」ということです。フィッシングショー2011でエド山口氏が「本物のイソメとパワーイソメを(仕掛けに)付けて、本物食うかなと思ったら、パワーイソメ食ったり……」という体験談を語っています。人工エサということでルアーのようにアクションをつけたりしなくても、食いに関しては心配いらないようです。

フィッシングショー2011では、エド山口氏が「パワーイソメ」を使用した体験談を披露。マルキユーの研究開発担当者も登場し、「集魚成分がイソメの6倍含まれている」など「パワーイソメ」をアピールした


 身近な体験談としては、マルキユーの太田祐策氏が今年の8月はじめに家族旅行で伊豆に行った際にパワーイソメ(細)を使ってハゼ釣りをしたそうです。そのときエサ釣り感覚でちゃんと釣れるのも良かったのですが、家族が気持ち悪がらずエサ(パワーイソメ)を針に付けることができるので自分が釣りに集中できて良かったそうです。釣り慣れた人が初心者と釣りに行くと、しょっちゅう手伝わなければらなくなるというのはありがちなことです。「パワーイソメ」の扱いやすさが、イソメを扱い慣れた釣りの上級者にも役立つというのはおもしろいところですね。

 また太田氏によれば大きい川の河口であれば、東京湾などでもハゼ釣りが楽しめるところが多いとのこと。いわゆる「みゃく」釣りで、底を引けば良いので初心者にも簡単でおすすめで、海岸や港なら「ちょい投げ」でキスなどを狙うのも良いそうです。

 「パワーイソメ」は常温で保存できるので、車の中に折りたたみ式の竿などといっしょに2、3パック常備しておいて、釣りに行こうと決めていた日だけでなく「ふと、釣れそうな場所に通りかかったら釣ってみる、というのも楽しいですよ」と太田氏は語ってくれました。

画像 パワーイソメ(青イソメ、細)、約8センチで20本入りのパッケージ。常温保存ができるので、コンパクトになる振り出し式の竿やウェストポーチタイプのライフジャケットなどといっしょにカバンに入れておけば、いつでもどこでも釣りが可能になる! ただし、あくまでも常温での保管なので、車中や炎天下など、高温になる場所では変形したりするのでご注意を

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