新作MMORPG「Dream Drops」発表! βテストの募集も8月31日よりスタート:ガマニアとPlayCooの強力タッグ(1/2 ページ)
ディフォルメされたグラフィックを扱い、可愛いMMORPGの製作に定評のあるガマニア&PlayCooが新たな動きを見せた! メディアカンファレンスにて発表された新作「Dream Drops」の情報を公開!
ガマニアは8月28日、東京・品川のイベントスペース高輪プリンツヒェンガルデンで実施したメディアカンファレンスにて、新作MMORP「Dream Drops」を発表した。
本作の開発を手がけるのは、同じくガマニアにて運営を行なっている「ルーセントハート」や「DIVINA」を開発したPlayCoo。海外の開発スタジオにもかかわらず、日本のプレイヤーが好むディフォルメされた世界観を持つ作品の製作を得意としており、本作もまたその例にもれない。
本作に関する情報は初公開となる。記事では、今回発表されたゲームの内容やコンセプト、今後の展開戦略などについてを掲載していく。
「童話」というコンセプトから、「Dream Drops」がユーザーの中に眠る「ファンタジックな心」を呼び覚ます
会場となった高輪プリンツヒェンガルテンは、北欧風の調度をあしらった建築と家具で、常にクリスマス的な雰囲気を持っている。今回紹介される「Dream Drops」の作風に合わせたようだ。
まず最初に行われたのは、本作の開発を担当する台湾のゲーム開発会社PlayCooによる挨拶。代表者として、本人いわく「魔女の女王」のコスプレをPlayCooの代表取締役社長であるジョイス・チャン氏が登壇。「開発会社でも、魔女にして女王のごとく振舞っていますが!」とブラックなジョークをキメつつ、本作に関する簡単な説明を行なってくれた。
会社全体のゲーム政策方針に関しては「斬新さやオリジナル性を注視して製作を行なっています」と前置きし、本作のコンセプトについては「多くのユーザーが共感を得られるであろう、童話というコンセプトを用意しました。ユーザーの心に眠るファンタジックな心を呼び起こす作品にしたい」とコメント。
また、販売戦略に関しては「日本の市場を非常に重要視しており、日本のゲームマーケットにおいても、誰でも楽しめるような作品作りを心がけていると発言。さらに「サービス開始後は、プレイヤーの要望を分析しつつ、新たな童話やストーリーの追加。コミュニティシステムの強化なども予定しています」とのこと。日本への展開は、これまで行なってきた日本展開の経験をもとにして、積極的に行なっていくようだ。
カリスマ経営者が「白雪姫」に、マジメで過保護な「ハートの女王」!? おかしくなった童話の世界を、力をあわせて修復だ!
続いては、ゲームの詳細に迫っていく。紹介を担当してくれたのは、ガマニアの運営ディレクターである武内友希氏と、同じく広報主任の坂入由記氏の2人。武内氏については、同社運営のオンラインゲーム「ルーセントハート」のプレイヤーには「ルーセントハート女子部」の部長「シトラス」としてご存知の方もおられるだろう。本作のスタートに合わせ、武内氏は「Dream Drops」のディレクターに就任する運びとなった。
ゲーム全体のデザインは、ジョイス氏が話したように「童話」がモチーフとなっており、同開発会社が擁するタイトルと同じく、女性ユーザーにもプレイしやすい、いわゆる「カワイイ」系だ。
しかし、この世界における「童話」は、現実に存在する「童話」とは一線を画す内容とのこと。例えば、「白雪姫」がおしゃれを先導するカリスマになっていたり、「ハートの女王」が正義の心を持っていたりと、あらゆるキャラクターが、もともとの童話とは大きく違った性格や、外見になっている。
もちろん、そんなおかしな童話は本来の形ではない。本来は正しい形に収まっていた童話たちは、本作における敵「怪盗クラノス」によってかき乱され、このような形になってしまったのだ。プレイヤーはそんな壊れた世界を修復する力を持つ「トラベラー」となり、壊れた童話の世界を旅することになる。
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