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「大人の超合金 南極観測船 宗谷(第一次南極観測隊仕様)」新製品展示発表会で、全シリーズを見てきた!

2013年1月25日発売予定の「大人の超合金」シリーズ第5弾は、「南極観測船 宗谷(第一次南極観測隊仕様)」だった! 今までのシリーズ4製品を振り返りつつ、「なぜにいま『宗谷』なのか?」というところも含めて紹介する。

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その歴史35年以上! 「超合金」の大人仕様

 バンダイの「超合金」といえば、日本のキャラクタートイの代名詞的存在といっても過言ではないだろう。その「超合金」の技術を結集して、実在する造形物をリアルに再現しているのが「大人の超合金」シリーズだ。今回、シリーズ第5弾となる最新作「大人の超合金 南極船 宗谷(第一次南極観測隊仕様)」新製品展示発表会にて、歴代「大人の超合金」を目にする機会があったのでそちらも含めて紹介したい(第1弾から第4弾までは、生産が終了している製品である)。

画像 2010年3月発売の第1弾「アポロ11号&サターンV型ロケット」。価格5万2290円

画像 2010年12月発売の第2弾「スペースシャトル エンデバー号」。価格4万7250円

画像 2011年6月発売の第3弾「小惑星探査機はやぶさ」。価格2万3150円

画像 2012年2月発売の第4弾「新幹線0系」。価格7万8250円

画像 2013年1月25日発売予定の第5弾「南極観測船 宗谷(第一次南極観測隊仕様)」。価格4万9350円

なぜにいま「宗谷」なのか?

 宗谷が登場する高倉健さん主演の映画「南極物語」の公開は遙か昔、木村拓哉さん主演のドラマ「南極大陸」も放送終了……。さて、ならばなぜにいま「宗谷」なのか? 実は、ドラマが企画のきっかけということではないそう。旧日本海軍の特務艦として第二次世界大戦を戦い抜いた後、日本が国際社会復帰の初舞台とした南極観測事業のために改装されその役目を立派に果たした、戦後復興の象徴ともいえる船というところに注目。震災の傷跡いまだ癒えぬ日本を勇気づけることができる存在、ということで「大人の超合金」第5弾として選定されたのだそうだ。さらに、先日のニュースでもお伝えしているが、製品のターゲット層は60歳から70歳の男性を想定しているとのこと。そういった層へ向けた製品発売はバンダイ初で、同社にとって新たなチャレンジといえそうだ。

 余談だが現在「宗谷」は、東京、お台場の船の科学館前の水域に係留され、永久保存展示されている。

画像 戦艦大和の設計者の1人でもある牧野茂氏のもと改装された際に、砕氷の邪魔になるとして横揺れ防止のビルジキールを外していた宗谷は、航海中最高片舷62度を経験したが転覆しなかった。製品でも「最高片舷62度」が再現可能だ。大戦時には、魚雷が命中するも不発で無傷だったこともある強運の船でもある

画像 ただの着色済1/250スケール完成模型というのではなく、「超合金」だというのがこの可動ギミックが盛り込まれているところにも表れている。こちらのハッチを開くと、ヘリコプター2機が格納可能だ

画像 展示台に仕込まれたLEDライトを点灯させることで、夜間航行する宗谷を再現することも可能だ。LEDは付属のACアダプターか、単3電池4本で点灯できる

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