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ハグしたらドリームへ? 眠りを誘うミニーマウスを抱いてみたミニーならオレの隣でzzzzz

「ディズニーならなんでもいけるんですよね。じゃ、送っときます」――忘れていた。ITmedia編集部はムチャぶりが得意なのだった。確かに「独立してディズニーライターになれればいいな」とはいいましたけれど。

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眠りを誘う「ハグ&ドリーム/ミニーマウスモデル」

 そんなわけで、むさい暮らしをしているわが家が明るくなるようなモノ、いや、ぬいぐるみが届いた。ミニーちゃんが。


箱入りミニーちゃん

 今回試用させていただいたのはタカラトミーから発売されている「ハグ&ドリーム/ミニーマウスモデル」だ。一目見た印象は、お子様の添い寝に最適であり、いい年をしたおっさんのところに送ったらダメだろと思ったのだが、説明書を見てもどこにも「子ども向け」とは書いていません。よくよくニュースリリースを見てみると、

「ハグ&ドリーム」のターゲットはファミリー、そして幼児から学生、働いている方を含めたすべての女性です。特に毎日が忙しく、でも頑張らなければならない現代の女性たちの癒しのきっかけになればという想いで開発しました。

 と書いてある。よかった、子どもだけじゃないんだ……(男性とはひと言も書かれていませんが)。

まずはその姿を拝見

 では、まずそのお姿から拝見いたしましょう。このモデルは淡い色使いのミニーマウスがモチーフとなっています。


ミニーちゃん!

後ろ姿。ちゃんとしっぽもあります

 ここまでだと単なるぬいぐるみレビューで「欲しい人にはたまらない」「ミニーちゃんファンなら検討に値する」的なシメにせざるを得ませんが、このハグ&ドリームにはあるギミックが隠されてます。


では、ちょっと失礼して……

これがハグ&ドリームの心臓部

 ミニーちゃんのおなかの中には、メカユニットが隠されています。ここに単3電池3本(別売り)を入れ、スイッチをオン、ボタンを押すと音楽が流れます。このすやすやメロディモードでは「あいのあいさつ」「モーツァルトの子守歌」「月の光」の3曲が用意されています。モードは背中をポンポンポンとたたくと切り替わるしくみ。優しく、弱すぎずに。また、4つ目の「すやすやフリーモード」としてメロディを流さないこともできます。


この辺をトントントン

 そして、その音楽とともに、ミニーちゃんのおなかがゆっくり上下します。呼吸をするように動くわけですね。軽い鼻いびきのようなモーター音が気になるかもしれませんが、メロディモードであればそんなに気にならないかもしれません。おなかの上下動は外から見る限りほとんど分かりませんが、抱っこした状態であればけっこうリアルな動きであることがわかります。

 そして、一番のポイントは5つ目の「すやすやプラクティスモード」これは2.5秒ごとのおなかの上下動とともに、「チン」という音がなります。この製品を共同開発した昭和大学医学部生理系生体調節機能学部門の本間生夫教授によると、このチン!という音に合わせる形で、ゆっくり吸う、ゆっくり吐くという「すやすや呼吸練習法」を行うことで、情動を安定させ、不安を解消できるということだそうです。もちろん、個人差はあるようですので念のため。

早速試してみた(40代の男性が)

 では、ちょっと試してみましょう。ニーズがないので写真は割愛しますが、眠りに入るまで本当に時間のかかる私が試してみました。


※イメージ図です

 ……確かに、この「チン!」という音に合わせてある程度集中して練習すると、少し落ち着いて眠りには入れそうだ、という印象はありました。が、やはり軽い不眠症の私は入眠までは至らないまま、設定されたオートオフ時間(15分)が終わってしまいます。これがうまくはまる人であれば、音楽が鳴らない「すやすやフリーモード」にしてリラックスできるかもしれません。

 逆に、この記事を書きながら「すやすやプラクティスモード」を動かし続けているのですが、それに合わせて呼吸を整えたらリラックスして集中できるような気がしてきました。本間先生の解説では、「呼吸を安定させると、情動も安定します」とあり、情動が安定すると不安が解消される、ということでした。雨音を聞いているとなんとなく落ち着く、ということに近いかもしれない、と感じました。間違った使い方かもしれませんが。

ひと味違ったぬいぐるみもアリ……かな?

 効果、効能については正直何とも言えないのですが、ミニーちゃんの姿にしたのは正解だったかもしれません。これを買えば、どんなに大きなお友達でも抱っこして寝ることに意味がありますし、睡眠できなかったとしても飾って楽しいもの。まもなくクリスマスですから、サンタさんからのプレゼントとしていかがでしょうか。

本間生夫教授による理論解説動画もどうぞ

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