「おかゆダイエット」の正しいやり方とその効果

ちまたで話題の「おかゆダイエット」。誰でも気軽に始められそうですが、より効果的にやせるためのコツをお伝えします。

» 2015年05月04日 06時00分 公開
[ITmedia]
「おかゆダイエット」の正しいやり方とその効果

 近頃、おかゆの専門店などは行列ができるほど人気のようです。おかゆは風邪など病み上がりのときに食べるもの、という印象もありますが、健康なときに食べてももちろんいいもの。かつ、ダイエットにも効果があると言われているのです。おかゆダイエットの効果、さらに正しいやり方を紹介しましょう。

おかゆダイエットの効果とは?

 おかゆは白米をご飯のまま食べるのに比べてかさが増え、実質的に食べる量が少なく済むため、摂取カロリーを減らすことができます。通常ご飯1杯は約250kcalほどですが、これをおかゆにすることで150kcalにまで抑えられます。つまり、1日のうち3食をおかゆにすることで、300kcalのカロリーダウンに。これを続けることで徐々にやせていくのです。

 また、温かいおかゆを食べることで体が温まり、代謝がアップする点もダイエットには効果的。便秘の解消にもつながると言われています。おかゆは熱いので早食いになってしまうことも予防できます。ゆっくり食べることで満腹中枢が刺激され、過食も防ぐことが可能なのです。

おかゆダイエットの方法とは?

 方法はシンプル。毎食のご飯をおかゆに替えるだけです。最初から3食をおかゆにするのは無理だったり、抵抗があったりする場合には、夕ご飯だけをおかゆにするなど1日1食をおかゆにしてみましょう。慣れてきたら2回にしてみるといった具合に、無理なく行うことが大切です。

 おかゆには水分とご飯の量で、三分粥、五分粥、七分粥とあります。カロリーの面から言うと三分粥が一番低カロリーですが、すぐにお腹がすいてしまうというデメリットもあるので、まずは七分粥から始めてみるといいでしょう。おかずは通常通り食べて大丈夫ですが、肉類や揚げ物など高カロリーのものはできるだけ控えるようにしましょう。

おかゆダイエットをより効果的にするには?

 おかゆダイエットのデメリットとして、すぐにお腹がすきやすいということが挙げられます。慣れてくれば胃が小さくなるので苦痛を感じないのですが、慣れるまでは苦しいかもしれません。そのようなときには、おかゆにいろいろな素材を加えてみるといいでしょう。ひじきや鶏ささみ、寒天、梅干し、豆腐など低カロリーで腹もちがいい食材がお勧めです。おかゆばかりだと飽きてしまうので、バリエーションを加えるのも長続きさせるコツです。

 雑炊などでも同じでは? と思う方もいるでしょう。確かにご飯の量は少ないのですが、鍋の後の雑炊などは脂が入っていることが多く、どうしてもカロリーが高くなってしまいます。シンプルなおかゆであることがダイエットには大事なことです。

 おかゆダイエットは無理なカロリー制限をすることなく、栄養も偏らない健康的なダイエットと言えます。あせらず、自分のペースで行うことが大切です。さらにヨガやストレッチ、筋力トレーニング、ウォーキングなどの運動を組み合わせることで、よりダイエット効果が高まるでしょう。

 また、お米の摂取カロリーが低くなっても、お菓子類などをたくさん食べていては効果がありませんので、甘い物の摂りすぎには注意することも必要です。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2409/11/news132.jpg 第5子妊娠中の宮崎麗香、子どもたちとの“奇跡の1枚”が撮影される ギャップ満載な“現実”ショットも話題に
  2. /nl/articles/2409/08/news001.jpg 「エグいもん売られてた」 ホビーオフに1万1000円で売られていた“まさかの商品”に「めちゃくちゃ欲しい」
  3. /nl/articles/2409/11/news038.jpg 「僕ですかこれ」 垢抜けたい男性が“劇的イメチェン”→その大変身に「すげええ!」「泣けたわ」と仰天
  4. /nl/articles/2409/11/news024.jpg たまりがちなスタバ紙袋、リメイクで予想外の“便利グッズ”に大変身 580万再生のアイデアに「天才かよ」「素晴らしい……」
  5. /nl/articles/2408/18/news012.jpg 「これは思わず……」 田舎のホビーオフに1万5400円で売っていた“まさかの商品”に仰天 「何でも売ってる」
  6. /nl/articles/2409/10/news038.jpg 50代女性、尋常性白斑によりホワイトヘアに→ばっさりショートにすると…… 誰もが見惚れる姿に「どハンサム」「本当にカッコ良すぎ」
  7. /nl/articles/2409/08/news032.jpg 「コレ入れると草が生えない」 外構工事のプロがやっている“究極の雑草対策”に注目
  8. /nl/articles/2409/07/news027.jpg “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
  9. /nl/articles/2408/10/news024.jpg 「こんなものも売ってあるの?」 ホビーオフに13万2000円で売っていた“まさかの商品”に「超欲しい」
  10. /nl/articles/2409/10/news191.jpg 「さすがに不快」 PARCO「ラブベリ」展でファッションモデルの“ほぼ全裸”投稿に批判 主催者「削除依頼している」
先週の総合アクセスTOP10
  1. “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
  2. 食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
  3. 「天才!」 人気料理研究家による“目玉焼きの作り方”が目からウロコ 今すぐ試したいライフハックに「初めて知りました!」
  4. 義母「お米を送りました」→思わず二度見な“手紙”に11万いいね 「憧れる」「こういう大人になりたい」と感嘆の声
  5. 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
  6. 猛毒ガエルをしゃぶった30分後、口がとんでもないことに…… 直視できない異常症状に「死なないで」「この人が苦しむってよっぽど」
  7. 33歳の「西郷どん」二神光さん、バイク転倒事故での急逝に衝撃 1年前の共演者は“願い”明かし「叶わないなんて」
  8. 「コレ入れると草が生えない」 外構工事のプロがやっている“究極の雑草対策”に注目
  9. 「へー知らんかった」 わずか7年で“消えた駅” 東京メトロが明かす“知れば納得の歴史” 「だからあんなに……」
  10. 秋葉原のトレカ店が“買い占め被害” 近隣店とその常連客が共謀し“全口購入の人員確保” 「大変遺憾で残念な限り」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ったら……飼い主も驚きの姿に「もはや魚じゃない」「もう家族やね」 半年後の現在について飼い主に聞いた
  2. 「もうこんな状態」 パリ五輪スケボーのメダリストが「現在のメダル」公開→たった1週間での“劣化”に衝撃
  3. 「コミケで出会った“金髪で毛先が水色”の子は誰?」→ネット民の集合知でスピード解決! 「優しい世界w」「オタクネットワークつよい」
  4. 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  5. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
  6. ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
  7. 「昔はたくさんの女性の誘いを断った」と話す父、半信半疑の娘だったが…… 当時の姿に驚きの770万いいね「タイムマシンで彼に会いに行く」【海外】
  8. 鯉の池で大量発生した水草を除去していたら…… 出くわした“神々しい生物”の姿に「関東圏では高額」「なんて大変な…」
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「なんでこんなに似てるの」 2つのJR駅を比較→“想像以上の激似”に「駅名だけ入れ替えても気づかなそう」