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» 2015年05月17日 06時00分 公開

“スムージーを挫折した人”に贈る! 3000円台で買える「ミニボトルブレンダー」はなぜ素晴らしいのか (2/5)

[すずまり,ITmedia]

ボタンはゼロ。材料を入れる→押す→飲む だけ

 このようにさまざまなジューサーが陳列される中、悩めるアナタがトライすべきはビタントニオの「ミニボトルブレンダー」です。この製品の最大の特徴はシンプルさ。外形寸法は幅76mm×奥行き76mm×高さ257mm 、重さは約510g。なにせ主なパーツは、手のひらに乗るほど小さな本体に、容量280mlのプラスチック製ボトル、ブレード、ボトルキャップの4点しかありません。このほかの付属品は、ブレードやキャップのパッキンをとりはずときに用いるスティックくらい。

どこにでも携帯できそうなほどコンパクトな本体
全パーツはこれだけ

 このボトルの中に、2cm角以下に刻んだ材料と液体を入れたら、フタをするようにブレードを取り付け、逆さまにして本体にさしこんで上から押します。本体にはボタン類は一切ありません。押せば回転、押すのを止めれば停止、それだけです。1秒間隔で何度も押すと「パルス機能」といって、中身が上下してよく混ざります。押し続けると「連続運転」となります。

上から押すことで刃が回転する仕組み
付属のキャップは保存用に使います
パッキン用のスティック付き
本体の底面には滑り止め用の小さな吸盤がついている

 見ての通りの小ささですから、パワーもそれなりではあります。アイスクラッシャーではないので、大量の氷を粉砕するといった使い方はできません。挽肉作りや泡立て、生地作りにも使えません。完全に冷凍された果物や野菜は、半解凍すればOKとされていますが、長芋などの粘り気の強い食材や、乾物を単体で利用することは禁止されています。

 このように書くと制限が多そうに思えますが、野菜と果物、水などで1人が飲みきれる量のスムージーを作る分にはまったく不自由しません。小さくても、なめらかにするのに1分もかかりません。ガーっと混ぜて、完成したらブレードを外してぐびぐび飲めます。洗い物はボトルとキャップだけ。しかも油を使わないので、水で流せばサッと綺麗になります。万が一飲みきれないときは、付属のキャップをして冷蔵しておけばいいのです。

 気になるところがあるとすれば、ボトルが細めなので材料が少々入れにくいこと、飲み口のフィット感がいまいちなこと、本体の電源ケーブルが短すぎるので延長ケーブルが必須になるであろうことでしょうか。

 しかし「1回分のスムージーを作って飲む」ということに特化しているため、機能に全く無駄がありません。使い道がないカップなどのパーツもありません。収納場所もとりませんから、しばらく使わないときも保管場所に悩むことはありません。大きく立派なガラスボトルとは違って「せっかく買ったのに……」という気持ちにならずに済む素材感や価格も魅力です。

 これならやってみてもいいかな、と思いませんか? 私はジューサーを数台持っていますが、とことんシンプルなところが気にいって、ほかのジューサーを差し置いて現在メインになっています

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