どんだけあるの！「○○ダイエット」の歴史をGoogleトレンドで振り返る（3/3 ページ）

[石原亜香利，ITmedia]

21. 食べる順番ダイエット

　2012年11月にピークを迎えているこの方法は、一回の食事の中で、先に食物繊維の多い野菜やキノコなどを食べ、次にスープ類、タンパク質、最後に炭水化物を食べるという順番を守って食べるというもの。食物繊維で早く満腹感がくることや、血糖値上昇を抑える効果があるのだそう。糖質制限ブームの潮流にも通じるものがあります。ナインティナインの番組で紹介されたこともあり、2013年に再びグラフが上昇しています。

22. TRFダンササイズ

　ダンスユニットのTRFが、結成20周年を記念して、ダンササイズのDVDを2012年にリリース。ヒット曲に合わせて踊ることで体を引き締める方法で、ダンスとエクササイズを融合させるという近年のブームに乗り、2012年〜2013年頃に人気に。今でも検索され続けています。

23. グリーンスムージー

　2011年頃からじわじわと注目を集めた「グリーンスムージー」は、生の葉野菜とフルーツ、水をブレンダ―で混ぜたもの。毎日コップ一杯飲むだけで体に変化が起きると、アメリカのローフード実践者ヴィクトリア・ブーテンコさんが提唱して以来、ブームに火がつきました。

24. サバ缶ダイエット

　青魚に含まれるEPAという成分に「やせるホルモン」を出すダイエット効果があるとテレビで紹介された2013年7月を境に、スーパーではサバ缶が飛ぶように売れ、一時は大騒ぎに。今でもちょくちょく検索されています。

25. 朝食抜きダイエット

　朝食を食べないダイエット法は、2014〜2015年に人気のピークを迎えており、いまだに話題。朝食を食べたほうが痩せるという意見もあるため、賛否両論ではあります。一日一食、一日二食などの「半日断食」の考え方に由来しているようです。

26. 夜ヨーグルトダイエット

　今年2015年に話題になった、夜にヨーグルトを食べて寝るとダイエット効果が得られるというこの方法は、2013年、2014年にも書籍の出版などで、既に話題には上っていたようです。腸の働きが最も活性化する夜の時間帯に食べることで、腸内環境が整い、太りにくい体質が作られるというメカニズムです。

27. 体幹ダイエット

　2012年からじわじわきつつ、今年2015年も非常な人気を誇る「体幹ダイエット」は、アスリートなどが、主に胴体の体幹トレーニングを重視していることが話題になったきっかけといわれています。

まとめ

　いかがでしたか？　懐かしのダイエット法から、長きに渡ってブームが続く方法まで、ダイエット法は実に豊富！　長く検索され続けるものは、「朝食抜き」や「糖質制限」「体幹」など、日常的に誰もが簡単に実践できる要素のあるダイエット法のようでした。

　今年2016年は、どんな新しいダイエット法がブームになるのでしょう？　できれば次々にはやりものに飛び付くのではなく、長く続けられて習慣化できるダイエットを始めたいものですね。