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快適な敷きぶとんの選び方、気にしたいのはこの4点!すずまり流“続く”健康管理

自分にベストな敷きぶとんを選ぶときのポイントは? 4点に絞ってお伝えします。

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敷きぶとんの選び方
そろそろ敷き寝具にこだわってみませんか?

 睡眠には絶対欠かせない敷き寝具(敷きぶとん)。体を支え、寝姿勢を維持する大事なアイテムだけに、自分にあっているかどうかは非常に大切な問題です。

 枕を変えたら違和感を覚えるようになった、すでに数年使い続けている、朝起きたとき腰が痛い、保温力がなくなってきているなどの違和感がある場合は、もしかしたらすでに寿命かもしれません。お手入れしても改善されないときは、思い切って買い換えてみてはいかがでしょう。ただ、これまたいろんな種類があるので悩みますね。

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硬さと支持性のバランスを体でチェック!

 オーソドックスな綿から低反発、高反発まで、最近では多種多様な製品がありますが、誰かにあったものが必ず自分に合うとは限りません。なぜなら体型、体重、みな違うからです。しかも、使っている枕も異なります。自分にベストな敷き寝具を選びたいなら、枕同様、実際に試せるほうがいいでしょう。そのときチェックしたいのが、体を支える支持性、クッション性、寝返りのしやすさ、重さの4点です。

 敷き寝具には、寝床内気候や寝姿勢を保つほか、重みがかかる部分の血液循環が悪くならないように寝返りしやすくすることで、快適な睡眠を維持するという役割があります。ですから、横になって、ちゃんと体を支えて寝姿勢を維持できるか、寝返りをうちやすいか、ゴロゴロと転がって試してみてください。

 柔らかすぎるとおしりや胸の辺りが沈みすぎ、腰が浮いてむしろ腰痛の原因になることもあります。また、沈みすぎて寝返りが打ちにくいこともあります。寝返りの回数が少ないことがいいこととはいいきれません。すべき寝返りがしにくいと、熟眠感も損なわれてしまいます。逆に硬すぎると、おしりが持ち上がりすぎて体が緊張した状態になり、体は休むことができません。

 重さとは、その名の通り敷き寝具の重さのこと。ベッドの方は寝具の出し入れをすることはありませんが、和室でふとんを敷いている場合は、持ち上げて押し入れに戻す作業が発生します。もしご利用になる方がご高齢で、ご自身で作業されるというときは、できるだけ軽く負担のないものを選ぶことをおすすめします。

低反発/高反発マットレス 購入体験

 個人的な経験になりますが、三つ折りできる低反発のマットレスと、同じく三つ折り可能な高反発のマットレスの両方を使ったことがあります。どちらも敷き寝具の上または下に敷くのではなく、単独で利用できるというものです。低反発は通販、高反発はメーカーのショールームで寝心地を確認してから購入しました。

 低反発のマットレスは柔らかいため、体へのフィット性が高く、横になったときの包まれ感が心地よいものでした。ふとんの上に乗せるタイプを購入した知人の中には、体に密着しすぎてムレが気になったという声もありました。筆者が購入した製品はそこまで体が沈むことはありませんでいたが、たしかに体に触れる面積は増えたかもしれません。3年ほどで腰のあたりが沈み、快適さを失った記憶があります。

 高反発マットレスは、低反発からの切り換えだったせいか、体が慣れるまでに2カ月ほどかかりました。しかし、慣れてからは、横になるのがうれしいと思えるくらいの寝心地を提供してくれました。全身が支えられて、横になっているのに軽やかな感覚すらありました。自分には高反発が合っていたようです。

 保証期間は3年間とのことで、今年でその期限の丸3年を迎えます。さすがに初期の頃の弾力は失われているような気がしますが、今のところ寝心地に大きな変化はありません。寝汗を吸い込むと反発性が低下するので、コンディションを見ながらふとん乾燥機をかけています。耐久性はどの程度なのか気になるところです。

 低反発と高反発、両方使ってみて感じたのは、綿の敷き布団にはない寝心地を提供してくれるということ。全体的に軽く、単体で利用できるので扱いは楽です。

 ただし、綿のふとんと違って柔軟性に欠けるため、押し入れによっては収納が難しいケースもあるようです。外に干すのも難しいため、ふとん乾燥機は欠かせません。寝心地だけでなく、お手入れのしやすさや扱いやすさも大事だなと感じました。

 というわけで、パジャマ掛け寝具、敷き寝具と4回に渡ってお伝えしてきました。これらは自分の選択次第で眠りの質を改善できるのをぜひお忘れなく。次回は寝室環境について考えてみたいと思います。

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