iPhoneを歩数計(万歩計)にできる便利アプリ5選:歩数を測るだけじゃない
毎日の運動量を把握するのに、いきなり活動量計を買う必要はありません。実はiPhoneアプリを利用するだけでも、1日にどれくらい歩いているか、どれくらいカロリーを消費しているかの目安はある程度知ることができます。
運動をしなくちゃ、と思ったら、まずは日々の運動の量を可視化するところから始めてはいかがでしょうか。いきなり走ったりするのはハードルが高いですが、例えば毎日の通勤・通学でどれくらい歩いていて、どの程度カロリーを消費しているのかを数値化してみると、後どれくらい足りないのか、どの程度の運動を増やせば体重を減らせるのか、といったことが見えてきます。
しかし、そのためだけに活動量計を買うのはちょっと、と思う人も多いでしょう。でも、もし「iPhone 5s」「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」を持っているなら、内蔵された専用チップを利用する歩数計(万歩計)アプリを使うことで、バッテリーの消費を抑えつつ、精度の高い歩数の情報が取得できます。また、歩いた場所を地図上に表示したり、お勧めのコースを教えてくれたり、目標を管理する機能があったりと、単に歩数を数えるだけでないアプリも無料で入手できるのも特徴です。今回は無料で利用できる、便利な歩数計アプリを紹介しましょう。
ちなみに歩数を測る機器の名称を「万歩計」と認識している人も多いのではないかと思いますが、万歩計は山佐時計計器の商標で、一般には歩数計といいます。アプリ探しの際に、「万歩計」で検索していて、あまりいいアプリが見付からないな、と思った方は、「歩数計」で検索してみることをお勧めします。
ヘルスケア
iOS 8から追加された「ヘルスケア」アプリには、内蔵チップに記録されている歩数のデータを表示する機能が用意されています。実はアプリをわざわざダウンロードしなくても、歩数を確認することはできるのです。ただし、初期の「ダッシュボード」画面には歩数を表示する設定になっていないので、設定をしてやる必要があります。
ダッシュボードに歩数を表示するには、画面下の「健康データ」を開いて「フィットネス」の中にある「歩数」を選択し、「ダッシュボードに表示」をオンにすればOKです。これでiPhone本体で計測された歩数のデータが確認できます。
Moves
「Moves」は、ユーザーの毎日の行動をライフログとして保存してくれるアプリです。2014年にFacebookに買収されたこのアプリは、ビジュアルがきれいで、歩いた歩数、走った距離、自転車で走った時間などを個別に記録してくれるのが特徴です。電車やタクシーなど、交通機関を利用した場合も自動で認識し、ログに残してくれます。
長時間滞在した場所は大きく表示されるなど、後から見返したときの歩数以外の情報がタイムラインのように楽しめるのがポイント。行動の履歴は地図でも確認できます。
ALKOO
ナビタイムジャパンが開発した「ALKOO」は、歩数計機能とウォーキングコースのお勧め機能を持った歩数計アプリです。単に歩数を計測し、歩いたルートのログを取るだけでなく、ウォーキングのコース作りなども楽しめます。
最大の特徴は、観光名所や食事のおいしい店を巡る、ウォーキングに適したコースを多数収録していること。孤独のグルメに出てきた店を巡るコースなどもあります。目的を持ってウォーキングができるので、モチベーションを維持するのに役立てられます。
Walker - 歩数計 M7
Amuser Labの「Walker - 歩数計 M7」は、シンプルな歩数計機能に加えて、カロリーや距離の表示、SNSへの投稿機能、メモ機能、体重/体脂肪/血圧の記録などの機能を持ったアプリです。時間別の歩数表示や、活動量計対応アプリのような活動記録の表示もできます。グラフ表示にも対応しており、一目でどれくらい運動しているかが確認できます。移動の軌跡はマップで確認可能。iOSのGame Centerを利用したランキング機能もあり、他のユーザーと歩数を競えるのも特徴です。
→App Storeで「Walker - 歩数計 M7」をダウンロード
簡単ダイエット!おさんぽハローキティ
サンリオの「簡単ダイエット!おさんぽハローキティ」は、歩数計機能と体重・体脂肪率の記録機能が使えるアプリ。目標カロリーを達成すると「りんご」がもらえ、このりんごを集めると、キティの新しいアニメーションがもらえるなど、キャラクターをうまくモチベーションにつなげる仕組みがあるのが特徴です。アプリ内課金も利用できますが、がんばって歩くことでカスタマイズ用のパーツが手に入れられます。
少々広告が多いのが難点ですが、300円で広告の削除ができます。
→App Storeで「簡単ダイエット!おさんぽハローキティ」をダウンロード
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