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屋外でApple Watchの画面が見にくいときにおすすめの設定

有機ELを採用するApple Watchは、直射日光の下など、周りが明るい場所では画面が見にくいことがあります。そんなときは、コントラストが高い文字盤に変えると見やすくなります。

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 Apple Watchは、ディスプレイに有機ELを採用しています。有機ELは、液晶と違い、画素(ドット)の1つ1つが発光する自発光デバイスであるため、バックライトが不要で薄型化しやすく、視野角が広いうえ、鮮やかな画面表示ができるという特徴があります。また黒い画面では画素が点灯しないため、消費電力も抑えられます。

 そんな有機ELですが、自発光デバイスならではの現象として、日中の屋外など、直射日光が当たるような環境では、画面が見にくくなるという課題があります。これから夏に向けて、Apple Watchを屋外で見る機会も増えると思いますが、ぱっと見で時刻を確認しにくいシーンがあるかもしれません。

Apple Watch under sunlight
カラーの文字盤を白くした設定を愛用しています

直射日光の下で各文字盤はどう見える?

 そこでまずは、Apple Watchの各文字盤が、日の当たる環境でどのように見えるのか、撮影してみました。タイプによって比較的見やすいものと、見にくいものがあるようです。

Apple Watch under sunlight
ユーティリティ
Apple Watch under sunlight
モジュラー
Apple Watch under sunlight
シンプル
Apple Watch under sunlight
モーション
Apple Watch under sunlight
アストロノミー
Apple Watch under sunlight
カラー
Apple Watch under sunlight
ソーラー
Apple Watch under sunlight
クロノグラフ
Apple Watch under sunlight
ミッキー
Apple Watch under sunlight
特大

 比較的見やすいのは、シンプルな文字盤のもの。ユーティリティやシンプル、カラー、特大などの視認性は比較的高いと言えます。一方でモーション、アストロノミー、ソーラーなど、グラフィックがメインとなる文字盤はかなり見にくい印象です。ミッキーは案外見やすく、文字や針が細かいクロノグラフは視認性が低めです。

明るい場所でも見やすくするにはコントラストを高めに

 明るい場所で文字盤を見やすくするポイントは、画面のコントラストをとにかく高くすること。ですので、黒い背景に、シンプルな白い文字や針を配置することで見やすくすることができます。冒頭の写真のように、白や黄色など、明るい色のパーツを中心に配置することで、かなり見やすくなります。不要な要素は非表示にしてしまうのも手でしょう。

 なんだか画面が見にくいなと感じたら、「カスタマイズ」で設定を変更してみて下さい。

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