コンビニや通販などで手軽に買える注目商品の中から、健康に配慮されたものだけを取り上げて一言レビューする「飲み食いしつつもヘルスケア」。今回選んだのは湖池屋の「ポテトチップス バナナ味」(121円/税込み、店頭価格)だ。
一度食べれば十分? とても面白いが食べ続けるのはちょっと……
バナナ味である。しかもこれで朝食マーケットに対応するという。面白い、が、本気なのか。リリースを読んで戸惑うばかりだ。では実際に購入してみると? 見た目は間違いなくポテトチップスだ。しかもヘルシーでおいしそう。
食べてみる。いきなりバナナチップスのような甘さが広がり、パリパリのチップスなのに、ポテチ特有の味がなく、やはり戸惑う。だがそれもすぐにしょっぱさと苦さに変わる。“苦さ”が含まれるのが不思議。最後に残るのはポテチ特有のジャガイモ感。口にしたときと後味ではまったく印象が変わる。これは……すべての味が合っていないのか?
戸惑うばかりなので、比較する食材として、同じ湖池屋のポテトチップスからおいしい「濃いめ リッチコンソメ味」と、本物のバナナを用意。これを一緒に食べてみたが、極めて食べにくい。味は似ているが、苦みはない。何の参考にもならない。
「バナナ味」のポテチは面白い。話の種としては抜群だ。しかし今後食べ続けるかというかと、この甘さは大人には厳しい。朝食よりも、おやつとして、お子さんと一緒に食べてほしい。きっと「まずい!」「えーおいしいよー」といったほのぼの会話を楽しめるだろう。
公式情報
パンケーキやグラノーラなど、朝食をテーマとした商品やサービスに注目が集まり、近年、朝食マーケットが盛り上がりを見せておりますが、湖池屋では活況を呈する朝食マーケットに対応する新商品として「ポテトチップス もも味」、「ポテトチップス バナナ味」を開発しました。
現在、パンケーキやグラノーラなどは主に20〜40代男女に支持されていますが、湖池屋は朝食マーケットに新規参入するにあたり、20〜40代男女だけでなく幅広い年齢層への展開を検討。子どもからシニアまで幅広い層に親しまれ、食べ続けられている“ポテトチップス”の新しい可能性に着目しました。さらに、パンケーキやグラノーラが支持されている要因の一つとして“フルーツ”との組み合わせがあることを発見。ポテトチップスと好相性のフルーツを追求し、試行錯誤を重ねた結果、“もも”と“バナナ”にたどり着きました。
「ポテトチップス もも味」、「ポテトチップス バナナ味」の発売を起点に、袋を開けてすぐに食べられ、栄養と満足を手軽に取れる“朝ポテチ”習慣を朝食マーケットに広げ、“ポテトチップス”をパン・米・グラノーラに次ぐ“第4の朝食”として育てていきます。
50年以上に渡ってポテトチップスを作り続け、独創的でユニークな商品で驚きと楽しさを追求してきた湖池屋が完成させた“もも×ポテトチップス”、“バナナ×ポテトチップス”という斬新な出会いの生み出す、新しい“朝の味わい”で、憂鬱になりがちな5月の朝を盛り上げます。
栄養成分
熱量 | 285kcal |
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たんぱく質 | 2.3g |
脂質 | 18.0g |
炭水化物 | 28.3g |
ナトリウム | 41〜113mg |
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