銭湯神 兼 プロ無職! ヨッピーさんに聞く「最高の銭湯の見分け方&おすすめ銭湯ベスト3」(2/2 ページ)
各界で活躍し「周りが放っておかない人」に生活習慣や健康のコツを聞く本連載。今回登場していただいたのは“銭湯神”として知られるヨッピーさんです。
良い銭湯の見分け方
――そんな銭湯神にお聞きしたいんですが、良い銭湯の見分け方ってありますか?
そうですね……「清潔であること」ですかね。清潔さとサービスの良さって比例するんですよ。清潔であるということは、運営者がこまめに掃除している証拠ですし、サービス精神の表れだと思うんです。
建物の外観がきれいというのも大事だし、あとけっこうポイントになるのが公式のWebサイト。サイトが今風できちんと作られているところは、たいていサービスも満足できるところが多いですよ。
都内のおすすめ銭湯ベスト3
――都内のおすすめ銭湯ってあります?
そうですね、まず都内であれば「東京銭湯マップ」を確認しましょう。ほとんどの銭湯情報が網羅されていますから。
その上で、僕のお気に入り銭湯ベスト3を特別にお教えしましょう。
第3位は南青山の「清水湯(しみずゆ)」。高濃度の炭酸泉がありますし、表参道駅から徒歩ですぐという、抜群のアクセスの良さも高得点です。
第2位が上野の「寿湯(ことぶきゆ)」。石けん、シャンプーがサービスされるのが助かります。露天風呂もありまして、ランナー荷物預りも対応してくれます。古風な趣がありつつも、掃除も行き届いていて施設内は清潔。古さと新しさが相まった、「ハイブリッド型銭湯」と個人的に呼んでいます。
そして第1位は武蔵小山の「清水湯(しみずゆ)」です。たまたま第3位のところと同じ名前ですけど、とくに関係はありません。最大の特徴は、黒湯と黄金の湯という2種類の源泉があること。黒湯は都内の温泉ではよくある湯質ですが、黄金の湯は珍しい。しかも掛け流しなんですよ。
――都内にも昔ながらの銭湯ってけっこう残っていることに驚きです。
探せばたくさんあるんです。僕はほとんど毎日銭湯に行きます。仕事の合間で2時間とかできたら、東京銭湯マップを見て、最寄りの銭湯を探して行っちゃいますね。ですから、マイお風呂セットはリュックに常備しています。シャンプー&リンス、洗顔料、化粧水、美容液、歯ブラシ、ヒゲソリなどが入ってます。
――銭湯ってワンコインで行けるのが魅力ですよね。
そう、銭湯って安いんですよ。コーヒー一杯分で入れてしまうので、毎日行ってもお財布に優しい。都内は銭湯が多く、探せば意外に近場にあったりするものです。営業時間も何気に長いので、仕事で少々遅くなっても大丈夫。
大事なことなので、最後にもう1回っておきましょう。銭湯の4大効果は、
- 疲れが取れる
- よく眠れる
- 代謝がよくなる
- 気分がよくなる
です!
この記事を読んでいる人も、職場の近くとか、通勤沿線上の銭湯を探して、交互浴を試してください。
――南青山の清水湯が私の職場に近いので、さっそく仕事帰りに立ち寄ってきます! ありがとうございました。
中山順司(なかやま じゅんじ)
ロードバイクをこよなく愛するアラフォーブロガー。ブログ「サイクルガジェット」運営。”徹底的&圧倒的なユーザー目線で情熱的に情報発信する”ことがモットー。ちょっぴり健康が気になって、自転車でも始めようかなとお考えの方が、「こんなコンテンツが読みたかった!」とヒザを打って喜ぶ記事をつくります。
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