コンビニや通販などで手軽に買える注目商品の中から、健康に配慮されたものだけを取り上げて一言レビューする「飲み食いしつつもヘルスケア」。今回選んだのはサッポロビールの「サッポロ プラス」(149円/税込み、店頭価格)だ。
極ZEROと飲み比べ! “あたりめ”と一緒に飲み食いすると?
トクホの酒ということで発売され、話題となっているが、ノンアルコールなので炭酸飲料である。もっとも酒扱いで20歳以上への販売となっている。また糖尿病の患者は医師、専門家の診断が必要とのこと。筆者は糖尿病だが、この警告を無視した。読者の皆さんは真似しないでほしい。
そんなわけで筆者の第一印象は“面倒くさい飲み物だな”というもの。かなりのマイナス評価からのスタートだ。味はビール風。ただし苦みは強くなく、ビールの香りも薄い。苦みに関していえばカテキン系のお茶のほうがよっぽど強い。ノンアルのためアルコール臭さもないが、なぜか妙な独特のほのかな香りがある。大豆ペプチドが含まれているので、そのせいか? と推測したが分からない。
同じくサッポロの極ZEROと比べると、単に飲み比べるだけなら、極ZEROのほうが苦みは薄くまろやか。アルコール以外の香りもない。だがつまみとして「あたりめ」を用意して飲み食いしていると、極ZEROは一気に苦みが強く感じる。一方のサッポロ プラスはどこまでもサッポロプラスの味で印象は変わらない。
この味の評価は難しい。酒がとくに好きでも嫌いでもなく糖尿の筆者は4点としたが、毎日飲める味ではある。晩酌好きのおじさんには物足りない、だが一人飲みに慣れた若い人には好まれそうな……。とりあえずまず一本飲んでみてほしい。
公式情報
サッポロビール(株)は、特定保健用食品(以下、トクホ)史上で初めてノンアルコールビールテイスト飲料(以下、ノンアル飲料)「SAPPORO+(サッポロ プラス)」を、2015年5月26日(火)より全国発売します。
ノンアル飲料は、現在多くのお客様にご支持をいただき、軽く気分転換をしたい、食事と一緒に楽しみたい、お酒を飲みたいけれども飲めないシーンなどさまざまなニーズに応え、お客様の生活になくてはならない商品として幅広く飲用いただいています。
今回発売する「SAPPORO+(サッポロ プラス)」は、難消化性デキストリン(注2)の働きにより、糖の吸収をおだやかにするため、食後の血糖値が気になる方に適しており、お客様の選択肢を拡大するための新しい提案です。
スッキリ爽やかな味わいは、どんなお料理とも相性抜群です。おいしい食事と共に楽しめる本商品は、お客様の生活をより楽しく豊かにできるものと考えています。
(注1)特定保健用食品史上初
(注2)トウモロコシのでんぷんから作られている水溶性食物繊維の一種。食事と共に摂取することにより小腸での糖や脂肪の吸収を抑え、食後の血糖値や血中中性脂肪値の急激な上昇をおだやかにする効果があるとされ、整腸作用、食後血糖値の上昇抑制作用、食後中性脂肪の上昇抑制作用の3つの作用で消費者庁より特定保健用食品(トクホ)の許可実績がある。
栄養成分
熱量 | 4〜18kcal |
---|---|
たんぱく質 | 0g |
脂質 | 0g |
糖質 | 0.4〜2.8g |
食物繊維 | 4.6g |
ナトリウム | 7〜35mg |
糖類 | 0g |
難消化性デキストリン | 4g |
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