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脳梗塞と偏頭痛、どちらも日本人を悩ます疾患ですが、アメリカの神経学研究チームによればこれらは遺伝的に共通点を持つことが判明したようです。
およそ20万人の遺伝子解析を行った結果
研究チームは、偏頭痛の患者23,285人、脳梗塞の患者12,389人、どちらも罹患していない157,429人の遺伝子解析データを用いて、脳梗塞と偏頭痛に遺伝的共通点があるかどうかを解析しました。研究チームは、異なる4つの方法で解析を行いましたが、いずれにおいても2つの疾患の遺伝的共通点を発見したようです。今回の結果から、一部の偏頭痛(前兆のない偏頭痛)と脳梗塞には、共通のメカニズムで発症している可能性があることを見出したとの見解を示しています。
前兆のない偏頭痛?
偏頭痛には、前兆を伴うタイプと伴わないタイプがあります。前兆のない偏頭痛は、長年にわたり発作を繰り返し、中等度〜重度の痛みが4〜72時間持続します。片側性、拍動性 (ズキズキする)の頭痛で、日常生活動作で痛みが増強し、悪心、嘔吐、光や音過敏を伴うため、生活に支障をきたすことが多いと言われています。ただし両側性のこともありますし、ズキズキしないことも少なくありません。前兆を伴わない偏頭痛のほうが発症する人が多いと言われ、同じ人でも前兆がいつも現れるわけではないようです。
GeneLife NEOでは、脳梗塞と前兆の伴わない偏頭痛に関して、遺伝的な発症リスクをお調べしています。気になる方は一度調べてみると良いかもしれません!
<参考文献>
この記事は「遺伝子の?を!に変える」をコンセプトに、遺伝子に特化した国内外の情報を配信するサイト「Geno」から転載しています。
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