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落としたり壊したりする前に iPhoneの画面を割らないためにやっておくべきこと

気を付けていても、不慮の事故などでiPhoneの画面が割れてしまうとかなりショックです。そうならないために、細心の注意を払うのは当然ですが、iPhoneは落とすもの、という前提で対策を考えてみることも大事かもしれません。

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iPhoneの画面を割る前に

 ITmedia ヘルスケアには、「iPhone 画面 修理」「iPhone 画面 割れた」といった検索キーワードで、毎日非常に多くの方がいらっしゃっています。肌身離さず持ち歩くiPhoneだけに、ふとした瞬間手から滑り落ちたり、ちょっとした不注意で何かにぶつけてしまったりすることが少なからずあるようです。

 実際に画面にヒビが入ってしまったり、落として壊してしまったりした人は「iPhoneの画面が割れた! 修理代金と保証サービスまとめ(2015年夏版)」を読んでいただくとして、今回はiPhoneを落としたり、画面を割ったりする前に備えておけることを紹介します。

対策1:ケースやバンパーを取り付ける

 「転ばぬ先のつえ」は非常に有用です。iPhone、特にiPhone 6やiPhone 6 Plusは側面が滑らかで滑りやすく、「絶対に落とさない!」と思っていても、ふとしたことで手元から落ちてしまうことがあります。特に少しお酒が入ったときなどは危険です。ですから、iPhoneは落とすもの、という前提で保護をしておくのはいい対策と言えます。

 万全を期すなら、耐衝撃性能があるケースを付けるのが最も手軽です。FOXが販売する「LIFEPROOF」シリーズの防水・防じん・耐衝撃ケースであれば、衝撃だけでなく水にも強くなります。価格は1万円前後のものが多いので、決して安価なソリューションではありませんが、保証も付いているものがありますので、一考の価値はあると思います。

 ただ、こうしたケースはサイズが大きく、iPhoneが分厚くなってしまうのが難点です。そこでお勧めしたいのがバンパーです。樹脂製のものより、アルミ製のもののほうが心強いでしょう。薄くて軽いものは価格も高いものの、iPhoneの重さがほとんど変わらないのは魅力です。

 個人的には、DAQのジュラルミン製バンパー「SQUAIR The Edge」には、全幅の信頼を置いています。実は何度かiPhoneを落とした際に、運よく側面から落下し、バンパーに守ってもらいました。The Edgeはジュラルミン製なので、15グラムと軽く、落としてもへこんだりしないのも魅力です。価格は高いですが、画面割れなどの事故から数回守れたことを考えると、元は取れている気がします。

対策2:強化ガラスフィルムを貼る

 バンパーがあれば側面は保護できますが、さすがにディスプレイ面から落下したり、とがったものに画面が当たってしまったりした場合は無防備になります。そこで強化ガラスフィルムの出番です。

 強化ガラスフィルムは、硬く傷が付きにくい上、指の滑りがいい、透明度が高い、貼りやすいといったメリットがあり、樹脂製のフィルムよりお勧めです。価格もこなれてきているので、3000円から5000円くらいで購入できます。

 ポイントはいくつかありますが、ラウンドエッジ加工のものを選ぶことと、バンパーと組み合わせる場合は、バンパーと当たらないサイズのものを選ぶようにしましょう。iPhone 6とiPhone 6 Plusは、ディスプレイ面の周囲が曲面になっているため、全面きれいに覆えるフィルムは少ないので、その点も留意しておく必要があります。

対策3:ストラップやリングを用意する

 iPhone 5sくらいまでなら何とか手の中に収まっていましたが、iPhone 6 Plusは、もはや片手には余る大きさ。iPhone 6も、iPhone 5sと比べるとだいぶ大きくなっています。ですから、もう片手で自在に操れると自分を過信するのはやめ、落下しない仕掛けを別途用意するのも手です。落とす前提で保護する先の2つとは違い、落としにくくするグッズを活用するわけです。

 少々出っ張ってしまうので、好みが分かれるとは思いますが、「バンカーリング」のようにしっかり指で固定できるものは安心感があります。ここまでしっかりしたものでなくてもいい、という向きには、「スマホバンド」のような製品もあります。

 またiPhoneにストラップを取り付けられるパーツ「NETSUKE」も、さりげなくストラップを付けたい人にはお勧めです。これなら「フィンガーストラップ」のような製品と組み合わせてしっかり保持できますし、Wiiリモコン用ストラップを活用すると腕に絡めておくこともできます。

対策4:ポケットに入れない

 外出時にiPhoneをどこに持っておくかは、特に男性は悩むことが多いと思いますが、不用意にポケットに入れておくのは破損につながりやすく、注意が必要です。

 胸ポケットは、ボタンやフラップが付いていないものに入れると、靴の脱ぎ履きをするとき、落としたものを拾うときなど、ちょっと前かがみになったときに確実に落下しますのでやめておくのが無難です。自分ではそれほど体が横になっていないと思っていても、iPhoneの重さでポケットは口が広がりますので、かなりの頻度でするりと滑り落ちます。

 尻ポケットに入れる人も多いと思いますが、こちらは座るときなどに自分の体重で曲げてしまう危険性があります。また座った瞬間は大丈夫でも、スツールのような背もたれのない椅子では、動いている間にポケットから徐々にiPhoneがせり出して、落ちてしまうこともあります。

 普段からポケットに入れて持ち歩いている人は、それだけリスクが高いということなので、別の方法を検討した方がいいでしょう。

iPhone 画面割れ
こうなる前に対策をしておきましょう

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