Apple Watchで血圧データを秒速入力できる『Blood Pressure+』で生活習慣病を予防!
生活習慣病のバロメーターともいわれる血圧。健康管理・生活習慣改善に役立つ血圧データを、デジタルクラウンで素早く入力可能なApple Watchアプリをご紹介します!
Apple Watchに対応するアプリの中から、毎週オススメの1本を選んで紹介していく「Apple Watchアプリ探訪」。
血圧とは文字通り血管の壁にかかる圧力のこと。高血圧を放置すると、脳卒中や心疾患、慢性腎臓病などの原因になるほか、継続的に血管を痛めつけることで高血圧症の悪化をさらに早めるとも言われています。血圧計は3000〜5000円で購入可能で、家庭で手軽に計測できますが、そのデータを毎日記録するのが少々面倒ですよね。そこで今回オススメするのが、Apple Watchから10〜20秒ほどで素早く血圧データを入力できる『Blood Pressure+ for Apple Watch』です。
『Blood Pressure+ for Apple Watch』は非常にシンプルなアプリで、iPhone標準のヘルスケアアプリに血圧データを登録することに特化しています。このアプリ自体には過去の血圧データをさかのぼって閲覧する機能は搭載されていません。
App Storeからアプリをインストールします。
アプリを起動すると、これから行う設定内容について説明が表示されます。“OK”を押して、つぎに進みましょう。
血圧データの読み書きを許可してから“完了”をタップします。
「血圧データへのアクセスが許可されていません」とメッセージが表示されますが、このメッセージは無視してください。“OK”をタップしてから、左にスワイプします。
この“Settings”で“Save”をタップしたらiPhoneアプリの設定は完了です。デフォルトの最高血圧、デフォルトの最低血圧には、Apple Watch版アプリで入力した直近の血圧データが登録されるので、ここで入力する必要はありません。
そして最後にApple Watchアプリから、“AppをApple Watchで表示”と“グランスに表示”を有効にします。これで準備は万端。早速血圧計で血圧を計測しましょう!
血圧の計測方法については血圧計のマニュアルをご参照ください。筆者の血圧は一応正常値の範囲内ですね。
Apple Watch版アプリを起動すると、いきなり入力画面が表示されます。使い方はカンタン。最高血圧、最低血圧それぞれをタップしてから、デジタルクラウンもしくは画面スワイプで数値をスクロールし、目的の数値をタップするだけです。
個人的にはデジタルクラウンでスクロールしてから数値をタップする方法が、一番早く入力できました。
血圧データを入力したら“データ登録”をタップします。
“Data is Saved.”というメッセージが表示されたら入力完了です。慣れれば10〜20秒で素早く入力可能ですよ。
Apple Watch版アプリで入力後、iPhoneのヘルスケアアプリを開けば、これまで計測した血圧データを確認できます。
ちなみに文字盤から上スワイプで表示されるグランスからは、直近の最高血圧と最低血圧が表示され、この画面をタップすることでApple Watch版アプリを素早く起動することが可能です。ホーム画面から起動するより、グランスから起動するほうが1ステップ少なく済みます。
手首式血圧計というのも存在するので、Apple Watchで血圧を計測できれば理想的ですが、かなーりボディーもベルトも大きくなってしまいます。アップルの技術革新に期待しつつも、しばらくは血圧計とApple Watchを併用するしかありません。
さて、初期の高血圧には自覚症状がほとんどないため、知らず知らずに危険水域に突入してしまう方が多いようです。健康診断で高血圧と指摘されたことがない方も、手頃な価格の血圧計と本アプリで、早めに日々の血圧データを記録してはいかがでしょうか? 筆者もこれからは毎日計測して、体調管理に役立てたいと思います!
Blood Pressure+ for Apple Watch - 血圧データをApple Watchからヘルスケアアプリに登録 BP+
開発:Airwire products.
価格:無料
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