食べたら継ぎ足して継続! 牛乳パックで毎日新鮮ヨーグルト生活(2/3 ページ)
リーズナブルな自家製ヨーグルトを手軽に作れる「ヨーグルトファクトリー」。おすすめレシピも併せて紹介します。
そもそもなぜ「自家製」なのか?
もともと筆者は緊張でお腹が緩くなるタイプです。藁にもすがる思いで始めてみたのが毎朝のヨーグルト生活で、これによって状況はかなり改善しました。ですがその後、調子がよくなったのをいいことに、しばらく食べるのを止めたところ、また崩れてきてしまいました。やはり毎日続けることが重要なのです。
続かなかった理由の1つに、市販のお気に入りのフルーツ入りヨーグルトが高かったというのもあります。毎日食べるものですから、あまりコストをかけずにたっぷり食べるには……ということを考えました。真っ先に浮かんだのは自家製ヨーグルトです。
最初に使い始めたのはとある別のヨーグルトメーカーで、これは温度調節ができるので、さまざまなヨーグルトを作れるというメリットがあったのですが、いつのまにか使わなくなってしまいました。毎回器具をいくつも熱湯消毒するのが面倒だったようです。
牛乳パックをそのまま使うヨーグルトメーカー
そんなとき出会ったのが、冒頭で紹介した「ヨーグルトファクトリー」です。ざっくり言うと牛乳パックの保温器なのですが、この製品のお気に入りポイントは4つあります。
- 買ってきた牛乳パックをそのままプレーンヨーグルト製造に使える
- 保温器に入れるだけなので簡単
- 容器が牛乳パックなので、冷蔵庫で場所を取りにくい
- 食べた分に牛乳をつぎ足して保温すれば、ヨーグルトを切らしにくい
サイズは幅約120×奥行き125×高さ275ミリで、1L入りの牛乳パックがすっぽり入る大きさ。本体のほかにカバーと50ccの計量カップが1つ付属します。
ヨーグルトを作るときは、買ってきた牛乳に、種菌となるヨーグルトを混ぜ入れて、パックごと「ヨーグルトファクトリー」の中に入れるだけ。スイッチやタイマーはついていません。電源プラグをコンセントに差し込むと、約43度〜45度に保たれます。その状態で5〜10時間保温すると、牛乳がそっくりそのままプレーンヨーグルトに変わります。
1本200円未満の牛乳を使って作り、そのヨーグルトをまた種菌として利用することでちょっと節約になること、このほか、手作りヨーグルトを食べる楽しみや、菌を大事にする楽しみなどが生まれてきます。
なお、保温温度が約43度〜45度なため、低温発酵のケフィアヨーグルトや、カスピ海ヨーグルトは作れないので注意が必要です。また、使う牛乳は低脂肪乳や加工乳ではなく、成分無調整牛乳を使うことをおすすめします。
計量カップと攪拌用スプーンもよく洗い、熱湯で消毒し、よく乾燥させておく必要はあります。ただ、計量カップを使わなくても大丈夫。ヨーグルト用のスプーンもまとめて洗っておけば手間を減らせるでしょう。
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