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コラム

iPhoneで事故が起こりやすいスポット 飲食店・オフィス編

常に持ち歩いているiPhoneは、壊してしまうリスクと背中合わせ。特にリスクが高まる、事故が起きやすいポイントでは、意識してiPhoneを危険から遠ざけるように努力したいところです。

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iPhone落下

 iPhoneは、いつも持ち歩いているだけに、壊してしまう危険が常につきまといます。「もうちょっと注意深く扱っていれば!」と後悔する前に、iPhoneで事故が起こりやすいスポットに近づいたら気を付けられるように、、“危ない場所”を事前に把握しておくことはとても重要です。前回紹介した水回りの危険スポットに続いて、今回は飲食店やオフィスなど、主に椅子に座っているときやテーブルを利用しているときに気を付けるべきスポットを取り上げます。

スツールや椅子に座ると……

 iPhoneをポケットに入れている人は多いと思います。特にズボンの尻ポケットやシャツの胸ポケットは、手ごろなサイズだけに、(その危険性は常に指摘されていますが)リスクを認識しつつ、つい入れてしまう場所でしょう。

 飲食店やオフィスで特に気を付けたいのが、尻ポケットに入れたiPhoneです。尻ポケットは、そもそも座り方が悪いとiPhoneを曲げてしまったりする危険性がありますが、注意して使う分には、iPhone 6 Plusなどの大型のスマートフォンでも収納しやすいサイズのゆとりがあるので便利です。一方、体の曲線に密着するため、気が付くとポケットからするするとiPhoneがせり出していることがよくあります。

 こうした状況では、ちょっと体を動かしたタイミングで、iPhoneがポケットから滑り落ちることがあります。スツールなどに腰掛けていると、かなり高い位置から落下して床に激突、といったことも起こり得ます。お酒の席などでは特に要注意です。

 ズボンの尻ポケットが危ないなら、シャツの胸ポケットに……と考える人は多いと思いますが、ここはまた水回りで事故が起こりやすいので、席を立ったときに注意が必要です。

意外と滑りやすいテーブルの上

 ポケットが危ないなら、テーブルの上に置いておこう、と普通ならなると思います。ですが、テーブルの上も安全とは限らないので注意が必要です。TPU製などのケースに包んでいれば安心感はアップしますが、iPhoneは案外滑りやすいので(手からよく滑り落ちますよね?)、例えば紙の上や少し傾斜の付いたテーブルなどの場合、いつの間にかするすると滑ってテーブルの端から落下、といった事故が起こり得ます。

 このほか、ディスプレイ面を保護するために強化ガラス製のフィルムを貼っている人は、ディスプレイを下にしてテーブルに置くと、とてもよく滑るので危険だということも覚えておきましょう。ガラスフィルムは指が滑りやすく使い勝手はいいですが、思わぬ影響もあるのです。

 また水回り編で触れたとおり、テーブルの上は水や油が飛び散る可能性が極めて高い場所であるという認識も忘れずに。

接続しているケーブル類にも気を付けよう

 オフィスや、電源があるカフェなどでiPhoneを充電しているときも、油断は禁物です。充電中は、Lightningケーブルが事故の元になります。例えばコンセントが床に近い場所にある場合、ケーブルに足を引っかけてiPhone本体が落下するといった事故が起きがちです。テーブルの上にある場合も、ケーブルが手に引っかかるなどしてiPhoneが落下する可能性があるので気を付ける必要があります。

 Lightningケーブルだけでなく、イヤフォンを付けている場合も、iPhone本体が一見安全な場所にあっても思わぬ引っかけ事故の危険性があるので要注意です。

“置き忘れ”のリスクも

 事故とはちょっと違うのですが、テーブルの上にはほかにもリスクがあります。それは置き忘れてしまうこと。ポケットに入れておくと危ないので、ついテーブルに置いたりすることもあると思いますが、このとき絶対に忘れないようにしてください。お酒が入ると、トイレに立った間に別の人が自分の席に座り、iPhoneだけ元の席に置きっぱなし、なんてことも起こります。すると最悪そのままiPhoneを置き忘れてしまうことも。くれぐれもテーブルにiPhoneを置いて席を立ったりしないようにしましょう。

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