4980円で30メートル防水、充電不要の活動量計「MISFIT FLASH」日本発売
スタイリッシュなデザインが特徴の活動量計「MISFIT SHINE」の廉価モデルに当たる、「MISFIT FLASH」の国内販売が7月30日から始まります。30メートル防水の性能を持ちつつ、価格は4980円と非常に安いのがポイントです。
スタイリッシュなデザインが魅力の活動量計、「MISFIT SHINE(ミスフィット シャイン)」を販売するMISFITが7月9日、カジュアルさと価格の安さをウリにする廉価モデル「MISFIT FLASH(ミスフィット フラッシュ)」を国内でも販売すると発表しました。7月30日に発売予定で、価格は4980円。一部販売店では、9日から予約の受け付けを開始しています。
MISFIT SHINEは、金属製の本体におしゃれなバンドやクリップを組み合わせて利用できるのが魅力の1つ。グレー、ジェットブラック、シャンパンゴールド、トパーズ、レッド、ストーム、コーラル、シーグラス、ワインの全9色を用意しています。純正アクセサリーが20種、そのほかにサードパーティー製のものも複数あり、そのためユーザーの半数以上が女性だといいます。
スワロフスキーとコラボして開発したペンダントトップ型のホルダーや金属製の腕用バンドなど、高級感あふれるバンドもリリースしていますが、これらの製品も出荷した端から売り切れる人気だとか。こうした、腕以外の場所に装着できる点はMISFIT製品の特徴の1つです。
主な機能として用意している、歩数や移動距離、消費カロリー、睡眠などを自動記録し、あらかじめ設定した目標までの進ちょく率を表示したり、時刻を確認したりする機能は他のメーカーの製品とほぼ同じです。アプリを通じて仲間などとつながることもできます。
最大のウリは、ボタン電池を採用していて、約4カ月の連続駆動が可能なこと。一般的な活動量計のように頻繁に充電する必要がありません。また、さまざまなサービスやデバイスとの連携を可能にするAPI(アプリケション作成インタフェース)も用意しており、カメラのシャッターをリモートで切ったり(近日配信予定)、Spotifyの音楽再生のコントロールをしたりする機能もあります。
こうしたMISFIT SHINEの特徴を、ブラスチック製のボディに詰め込み、よりリーズナブルな価格で提供するのがMISFIT FLASHです。日本ではオニキスブラック、フロストホワイト、コカ・コーラレッド、オーシャンブルー、フューシャピンク、フォレストグリーンの6色で展開します。
表面には12個のドットが用意されており、運動の進捗(しんちょく)率や時刻の表示をサポート。また前面のボタンに機能を割り当てられ、ボタンを押すことでモードを切り替えたり、アプリを起動したりできます。
ちょっと変わった機能としては、Controlと呼ばれる独自の機能が用意されています。発表会ではカメラのリモートシャッターとして使うデモが行われましたが、このほかにも例えば家の電気のオン/オフなどもできたりするようです。
百花繚乱(りょうらん)の様相を呈してきた活動量計市場ですが、はたしてどの製品が覇権を握るのでしょうか。そんな中で、低価格なMISFIT FLASHが注目を集める可能性は高そうです。
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