Apple Watchを腕に着けてあのせりふを言ってみたら(2/2 ページ)
Apple Watchには、iPhoneと同じように音声を認識するエージェント機能「Siri」が搭載されています。Siriは便利なだけでなく、ちょっとした話題作りにも役立つのです。
オヤジ世代が夢見たあのせりふ
かつてはアニメや特撮ドラマで、腕時計型のデバイスに向かって呼びかけるシーンが出てくると、なんだか未来的なイメージを抱きました。携帯電話もないような時代ですから、腕時計型のデバイスに向かって話しかけると誰かと通信ができたりする未来には、無上のかっこよさを感じたものです。そんなオヤジの心を知ってか知らでか、Apple WatchのSiriはその頃のせりふを解釈することがあるようです。
「流星号! 応答せよ!」
初回放送が1965年なので、書いている本人もあまりよく知らなかったりしますが、熱烈なファンがいる「スーパージェッター」。30世紀の未来人であるジェッターが、タイムパトロール中に悪人を追跡していて、タイムマシン同士の事故により20世紀にやってきたという設定のアニメです。そのタイムマシンが「流星号」という名前で、ジェッターは腕時計型のデバイスをトランシーバーとして使うほか、周囲の時間を止めたり、流星号を呼び出したりしていました。
スーパージェッターの中で、主人公のジェッターが腕時計型のデバイスに向かって呼びかけるこのせりふ。子供のころにはやっていた、もしくは子供のころ実際にやってみた、という人は確実に世代がバレると思いますが、ぜひ試してみてください。さすがに今の子どもたちには理解不能だと思いますが、オヤジが集まるシーンでは昔話に花が咲くかもしれません。
「飛べ! ジャイアントロボ!」
同じく60年代の人気漫画と特撮ドラマ「ジャイアントロボ」のせりふです。ジャイアントロボも、主人公の草間大作の腕時計型デバイスで操縦される設定だったため、腕時計に向かってこのせりふを言ってみた人も多かったのではないでしょうか。
実際にApple Watchで試してみると、冷ややかな反応が返ってくるわけですが、日本語版Siriの開発者の中にこうしたアニメやドラマが好きなオヤジがいるのは間違いなさそうです。
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