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年間600軒食べ歩いても、身体は絶好調!――グルメブロガー・フォーリンデブはっしーさん(1/4 ページ)

各界で活躍し「周りが放っておかない」あの人に生活習慣や健康のコツを聞く本連載。今回お話を伺ったのは、超人気グルメブログ「イエス!フォーリンデブ★」を運営するフォーリンデブはっしー(橋本陽)さんです。

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 どんな世界にも「周りが放っておかない人」がいるものです。周囲を巻き込む能力が高く、常に幾つもの仕事を抱えていて、それでも忙しそうな素振りは見せずに遊びにも全力で取り組んでいるように見える人たち。本連載では、そんな「引っ張りだこな人々」に、普段の生活習慣や健康のために意識していること、毎日を自分のペースで過ごしていくコツについてお聞きしていきます。

 今回お話を伺ったのは、月間200万PVを誇る超人気グルメブログ「イエス!フォーリンデブ★」を運営するフォーリンデブはっしー(橋本陽)さん。


グルメブロガー・フォーリンデブはっしー(橋本陽)さん

 はっしーさん、「年間約600軒を食べ歩きながら、健康面の心配はほぼ問題なし」という“健康デブ”になるコツ、教えてください!

デブにも2種類いる

――いきなりこんな質問から入るのも何なのですが、はっしーさんにもやっぱり「痩せたい」というお気持ちはあるのですか?

 いいえ、僕は確かにデブですが、「痩せたい」と思っているわけではありません。食を通じて、人生とお腹まわりを広げる“ウエストワイドストーリー”がモットーである通り、信念を持ってデブを貫いていますから。デブにも2種類あって、健康なデブと不健康なデブ。僕が目指しているのは前者で、健康的なデブが肌をツヤツヤさせて「おいしいー♪」って食べている姿をお見せしたいんです。

――“健康デブと不健康デブ”の分かれ目はどこなんでしょう?

 精神面と肉体面の両方が関係しますね。とくに肉体面は大事で、ジャンクフードばかり食べて、健康診断の数値が悪く、周囲が心配してしまうようなだらしない身体ではダメです。おいしく食べて、明日の元気がみなぎったイキイキした身体を保つこと。心身共にポジティブなデブ、略して「ポジデブ」が健康なデブです。

 ですから、ただ太れば良いわけではなくって、筋肉も大切ですよ。実はキックボクシングやスポーツジムにも通うなどして、日頃から鍛えています。365日、ほぼ毎日外食なのですが、食後にジムに行って筋トレして水泳するときもあります。週1〜2回行っているかな。

――言われてみれば、筋肉があってややお相撲さん体形に近いかも。

 学生時代は柔道に打ち込んでいたこともあって、筋肉量は人並み以上にあると思います。レスラーとまでは言いませんが、ベイマックスくらいはあるかなと(笑)。ぷよぷよしているけど本気を出すと強いデブなんです!


柔道やジム通いで鍛えた腕回り

この日の取材ははっしーさんおすすめランチの1つである銀座「芝濱」で。鯛づくし膳(1800円)からまずは「茶碗蒸し」をいただく

――大学時代はだいぶ痩せられていたと聞きましたが。

 ええ、高校では105キロあったのが、大学では65キロまで落ちました。階級が100キロ超級から66キロ以下級まで痩せたので、これまでの体重を生かした柔道ができなくなってしまいました(笑)。別に食事制限をしたのではなく、食べても食べても痩せてしまったんです。

 なにしろ、朝練で10キロのロードワークをして、夜に自主的にもう10キロ走ってましたから。で、昼間は3時間の練習があります。どんなにドカ食いをしてもどんどん痩せていきました。自主的に走っていた理由? それはもちろん柔道で強くなりたかったからですが、少しは女子にモテたいという気持ちもあったかもしれません(笑)。シュッとした体形をしていたら、女子受けがいいかなーって。ちなみに体脂肪率は7%でした。

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