コンビニや通販などで手軽に買える注目商品の中から、健康に配慮されたものだけを取り上げて一言レビューする「飲み食いしつつもヘルスケア」。今回選んだのは日本ケロッグ合同会社の「玄米フレーク」(311円/税込み、店頭価格)だ。
その食べやすさ、おいしさは変わらず グラノーラに飽きたら手にとろう
1984年日本生まれだそうである。この玄米フレーク、パッケージをリニューアルしての新登場だ。つまり味は旧来のものと変わっていない、はずなのだ。
と言っても最近グラノーラコラボ商品ばかり食べている筆者にとっては久々の「違うシリアル」。しかも「甘くないフレーク」とまで記載がある。甘いグラノーラ系には飽きて正直ウンザリしているので、気持ちが相当前向きになったのは本品にとって有利であろう。
その結果、連載では2回目となる10点満点である。味や値段だけでなく食べるタイミングも大事なのだ。
さてこの玄米フレーク、見た目はいびつで、色もさほどおいしそうには見えない。だがそのまま食べても、牛乳をかけてもおいしいのだ。まずサクサクとした食感、香ばしさがたまらない。牛乳をかけてもすぐにふやけることもない。そして確かに砂糖的な甘さがない。
だからといって苦いわけでもなく、フレークが持つ穀物らしい甘さはある。意外と味はトンガリコーンに似ている。もっと素朴にしたトンガリコーン。
グラノーラのような繊維質は残らず、腹にはたまる。下記栄養成分は1食40g分。220gの本品は5食分だから牛乳を追加したとしてもせいぜい1食200円くらいか。十分安い。
長い目で見れば飽きもくるだろうし、食べすぎてしまうこともあるだろう(筆者のことだ)。だがさくっと朝に食べられるうえに結構腹にたまり、栄養バランスも良い、そして何よりいつも店頭でみかけるロングセラー。グラノーラに飽きた人は、久しぶりにフレークを口にしてみてはいかがだろう。
公式情報
「玄米フレーク」は、香ばしい玄米の風味とサクサクの食感が楽しめる、甘くないシリアルです。開封後も風味や食感が損なわれないよう、保存性に優れたチャック付きスタンディングパウチのパッケージにこのたびリニューアルしました。また、チャック付きスタンディングパウチとしたことで、開閉時の利便性も増し、より使いやすい仕様となっています。
栄養価の⾼い玄米を主原料とした栄養バランス満点の「玄米フレーク」は、毎日を健やかにスタートさせたい 50〜60 代のアクティブシニア世代を中心にご好評をいただいています。玄米そのものの魅⼒や「玄米フレーク」のこだわり、栄養バランスを更に訴求するため、このたびのリニューアルに伴い、商品ロゴをはじめ、パッケージデザインも、よりスタイリッシュに一新しました。「玄米フレーク」の栄養バランスの良さをすぐにご理解いただけるよう、「カルシウム」「鉄分」「ビタミン」などの栄養バランスを一般的な朝食と比較した、分かりやすいレーダーチャートをパッケージ表面にデザインしています。
栄養成分
熱量 | 150kcal |
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タンパク質 | 2.7g |
脂質 | 0.4〜1.2g |
炭水化物 | 33.7g |
ナトリウム | 300mg |
ビタミンE | 3.0〜6.5mg |
カルシウム | 162mg |
鉄 | 3.8mg |
ビタミンA | 129〜438μg |
ビタミンB1 | 0.42mg |
ビタミンB2 | 0.25mg |
ナイアシン | 4.1mg |
ビタミンC | 38mg |
ビタミンD | 1.52〜4.56μg |
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