賢い人が皆「睡眠日記」を書く理由 記録&分析サイクルを回そう
不眠ぎみ、睡眠不足などで悩んでいる人は、「睡眠日記」をつけてみてはいかがでしょうか。実はこの睡眠日記、多くの賢い人たちが実践しているのです。
眠りについて悩んでいる場合、睡眠日記をつけるという方法があります。睡眠日記には何を書けばいいのか、また書いてどのように役立てられるのかを見ていきましょう。実際、多くの睡眠医が推奨しているもので、睡眠医療の現場でも行われていることです。
デキる賢い人は、皆、睡眠日記をつけている?
自分の睡眠について、人はあまり理解していないといわれています。例えば、昨日は朝何時に起きて、何時に寝たのか、パッと思い出せますか? もちろん、毎日同じ時刻に寝て、同じ時間にきっかり寝ているという人はすぐに思い出せると思いますが、現実的には、何らかの事情で睡眠時間は変化するもの。
睡眠時間がちゃんと確保できない、寝ようとしても眠れない。そんな人は、睡眠のリズムを整えるために睡眠日記を書いて、現状把握をするのがいいといわれています。しっかりと睡眠をとることは、日中の仕事のパフォーマンスに直結することと言えるのです。
睡眠日記って何を書けばいい?
睡眠日記とは、自分の睡眠を記録していくものです。内容は、起床・就寝時間や睡眠時間など。ベッドや布団に入った時刻、実際に眠った時刻・目覚めた時刻、ベッドや布団から離れた時刻など、細かく書くと、より一層自分の眠りが見えてきます。また、寝つきや目覚めの良さ、日中の眠気を5段階評価で点数をつけてみるのもおすすめです。
睡眠日記の役立て方
睡眠日記を2週間ほど記録したら、今度はその分析に取り掛かります。そして、まずは平均睡眠時間を割り出します。ここで注意したいのが、睡眠時間とは実際に眠っていた時間のことで、寝床の中で目覚めていた時間は差し引いて記録することです。睡眠日記を客観的に眺めていると、不規則な就寝・起床時間など、さまざまな問題点が見えてくるはず。
岩田アリチカさん著の『なぜ一流の人は皆「眠り」にこだわるのか?』によれば、睡眠日記をつける時間を利用して、他の生活習慣についてのチェックもできるといわれています。例えば、一日10分プラスして歩くという目標を立てた場合、睡眠日記をつけるときに、その目標が達成できたかも併せてチェックして、●×△をつけるというわけです。
睡眠日記は、睡眠改善だけでなく、生活習慣全体を改善できる可能性が秘められていそう! ぜひ実践してみてください。
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