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コラム

眠る前に「ある呪文」を唱えるとぴったり早起きできる?

朝起きた瞬間、だるくて仕方がない。目覚まし時計をかけても起きられない。そんな、朝が苦手な人へ、とっておきの対策をご紹介します。

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 寝起きが悪いことで悩んでいる場合や、明日の朝、絶対に起きなければならない時間が決まっている場合、あることを唱えるとスッと起きられるといわれています。それはコルチゾールというホルモンに秘密があるようです。

「明日は6時に起きる」3回唱えて寝るだけ!

 もし明日の朝、絶対に6時ジャストに起きなければいけないというとき、「明日は6時に起きる・明日は6時に起きる・明日は6時に起きる」と、起床時間を3回唱えると、本当にその時刻に起きることができるといわれています。

 確かに経験上、「明日は絶対に5時起きだ!」といつもより早く目覚めたいときに強く念じながら寝ると、なぜか5時ちょうどに起きられたこと、ありませんか? 実はこれも同じメカニズムだったのです。

起きる準備をしてくれる“コルチゾール”

 この起きたい時間ジャストに起きられるのは、起床の3時間前からゆっくり分泌が高まる「コルチゾール」というホルモンのおかげだといわれています。コルチゾールは、朝起きた後、日中に活発に活動できるように、身体の調子を整えてくれる働きがあり、明け方に向かって徐々に分泌されていくことで、快適な目覚めが得られます。

 しかし、このコルチゾールが急激に増えてしまうと、なぜかだるかったり、血圧がしっかり上がらなかったり、朝食を食べる気がしなかったりしてしまうのです。

コルチゾールは、言語を理解する?

 実はこのコルチゾール、自分で分泌時間をコントロールできるのだそう。これにより、起きる時間を一定に保つことができているのです。

 そして、何より驚きなのは、コルチゾールは言語でプログラムができること。目覚まし時計をセットするかのように、3回起床時間を唱えることで、体内でコルチゾールがその時間に向けてプログラミングされるのです。

 また、作業療法士で睡眠改善インストラクターである菅原洋平さん著の『ここぞというときに力が出せる睡眠の3鉄則』によれば、もし途中で目覚めてしまったときは、再度、起きたい起床時刻を唱えるといいそうです。

 コルチゾールのコントロールをして、起きたい時間にスッキリ起きられるようになれば、毎日の生活がより豊かになること請け合いですね。

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