日本人は意外と歩いてない!? Withingsが世界主要都市の1日の平均歩数を比較
Withingsがニューヨーク、ロンドン、パリ、上海、東京における1日の平均歩数を調査した結果をまとめたインフォグラフィックを公開しました。
腕時計型デバイス「Withings Activite」などで知られるフランスのスマートデバイスメーカー、Withings(ウィジングズ)が10月21日、同社のユーザーデータをもとに、世界の主要都市における1日の平均歩数を比較した結果を公開しました。
同社が展開する活動量計(アクティビティートラッカー)、「Activité」 「Activité Pop」 「Pulse O2」のユーザーを対象として、ニューヨーク、ロンドン、パリ、上海、東京で調査を実施。
その結果、1日の平均歩数1位はニューヨークの6200歩、2位がパリの6129歩、続くロンドンが6106歩で小差の3位でした。それに対して、上海は5805歩、東京が5703歩と、アジアの都市が意外に少ない結果となりました。
男女別の比較では、各都市で男性の歩数が多い結果が出ましたが、東京では男性で6413歩、女性で4993歩と約1400歩の差があり、東京の女性の歩数が特に少ないことが分かりました。他の都市の結果は、ニューヨークが男性6579歩/女性5822歩、パリが男性6412歩/女性5846歩、ロンドンが男性6473歩/女性5739歩、上海が男性6297歩/女性5314歩。
年齢別の比較では、どの都市も年齢とともに歩数が減少する傾向が見られました。その差が最も大きかったのがニューヨークで、18〜29歳の平均歩数が約7000歩であるのに対し、45〜60歳が約6000歩と大きく減少します。一方、東京とパリでは大きな差はなく、年齢による生活の変化が少ないことが、長寿の一因ではないかと同社は分析しています。
平日と週末の平均歩数の比較では、ニューヨークと上海で週末の平均歩数が平日を上回り、休日をアクティブに過ごしていることが分かりました。東京とパリは、平日と週末の差はほとんど見られませんでした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「黒いラバーはもうたくさん……」な人に贈る バッテリーが8カ月持つ大人の活動量計「Withings Activite」使用レビュー
これまで約1年に渡って活動量計を身につけ続けた筆者。さすがに「もう黒いラバーはお腹いっぱい」と感じるようになってしまったが、そんなタイミングで再会した“とある新製品”に心を奪われた。 - 8カ月バッテリーが持つ腕時計型デバイス「Withings Activite」発売 「今のウェアラブルはウェアラブルではない」
これまで日本では、一部の製品がECサイトなどでのみ販売されていた仏Withingsの製品ラインアップが、国内の大手量販店などで販売されるようになる。デザイン性に優れた腕時計型の「Withings Activite」なども正式に発売になった。 - Withings Activiteのブラックモデル、販売開始
スイス製のムーブメントを採用した活動量計機能搭載の腕時計、「Withings Activite」のブラックモデルの販売が5月15日から始まった。 - CESで登場した注目のスマートウォッチ
2015年の家電業界を占う上で重要なイベント「2015 International CES」では、多数のウェアラブルデバイスが登場しました。今回はその中でも注目で、かつ日本でも発売の可能性がありそうな、スマートフォンと連携するスマートウオッチをピックアップしました。 - ウェアラブルデバイス「Activite Pop」 防水仕様で8ヶ月動作する活動量計
スタイリッシュな時計の中に活動量計を備えたWithingsの「Activite Pop」の販売が国内でも始まりました。「Activite」との違いを中心に観てみましょう。