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ドコモが1万円以下で売る「Runtastic Orbit 01」のコスパは?(2/2 ページ)

1万円以下で購入できるのが魅力の活動量系「Runtastic Orbit 01」。1週間試してみてわかった使用感からそのコストパフォーマンスを考えてみた。

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アプリはシンプル 細かな機能は有料で提供

Runtastic Me
「Runtastic Me」

 アプリ「Runtastic me」は全体的にシンプルで見やすい。アイコンを中心に馬のひづめのような形に達成率を表示しつつ、歩数、活動時間、カロリー、距離、睡眠時間を表示する。それぞれの項目をタップすれば活動の推移も確認でき、フリックまたは矢印のタップで過去にさかのぼることもできる。項目ごとの詳しい情報や長期の表示を得るには有料サービスへの定額課金が必要となるため、とりあえず今日または今週の活動量を気楽にチェックしたいという人にはいいかもしれない。

 ホーム画面の右上にあるカード風のアイコンをタップすると、さまざまな知識やヒントを表示してくれるなど、データを見せっぱなしにしない配慮もあるようだ。豊富なカテゴリーで情報を得るには有料になるようだが、気になる人はチェックしてみてほしい。

 睡眠サイクルの表示はカラフルで見応えがある。気になる部分を長押しすると、眠りの状態を表示してくれる。ただ、ボタンによるモード切り替え方式のため、押し忘れることが何度もあった。押し忘れたあとに手動で入力したかったのだが、現在のアプリではできないようだ。起床後、時間がたってからモード切り替えし忘れたことに気づいても、切り替え後に手動での修正もできない。正しく登録できない日が続くと使うモチベーションも低下するので、改善してほしいところだ。

Runtastic Me
歩数の詳細
Runtastic Me
消費カロリーの詳細
Runtastic Me
睡眠サイクルのグラフ
Runtastic Me
無料でも多少の健康情報を見ることはできるようだ
Runtastic Me
メダルなどはなさそうだが、目標を達成しつづけると褒めてくれるようだ

コストパフォーマンスは高い

 心拍センサーがついているわけでもなく、睡眠が自動的に測定できるわけでもなく、新たに登場したデバイスとしての評価としてはごく普通であり、特に驚くものでもないというのが正直なところ。

 しかし、他と圧倒的に異なるのは、1万円以下で購入できるという点だ。これが、一般的な活動量計と同じ、1万円台後半と言われたら選択肢に入らないかもしれないが、9936円(税込)となると話は別だ。見やすいディスプレイがついて、装着方法が選べ、バッテリー持ちが約1週間というのは、激安とまではいえないがかなりお買い得だ。これから活動量計を使ってみたいという方にとっては、手を出しやすいだろう。

 しかもすでにアプリの「Runtastic」を利用しているなら、起動するだけで自動的に同期が始まり、アプリの開始とともに活動量が手首で見られるようになる。ランニングやウォーキング時だけでなく、24時間の活動量も把握したくなったRuntasticユーザーにおすすめかもしれない。

Runtastic Orbit 01
「Runtastic」内にあるOrbitの設定画面。常にスマホでデータを確認していた場合は、Orbitがあれば運動中の確認が楽になりそうだ

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