星7つ！　テーブルマーク「広東拉麺」をレビュー！

今回選んだのはテーブルマークの「広東拉麺」（105円／税込、店頭価格）だ。

[小林誠，ITmedia] PC用表示関連情報

　コンビニや通販などで手軽に買える注目商品の中から、健康に配慮されたものだけを取り上げて一言レビューする「飲み食いしつつもヘルスケア」。今回選んだのはテーブルマークの「広東拉麺」（105円／税込、店頭価格）だ。

オススメ度（10段階評価）

　正直なことを書きたいと思う。テーブルマークと聞いて「二線級」という印象をぬぐえない。無論テーブルマークの人は怒っていい、が、筆者の印象をぬぐうことはできない。確かにホームラン軒はあるものの、カップ麺戦争というものがあった場合（ないわけだが）、テーブルマークを前線に立たせるわけにはいかない。

　本当はここでホームラン軒にかけて「クリーンナップにはなれない」とか書くといいんだろうけど、狙いすぎて嫌だったのでやめた。まあ書いてるけど。

　パッケージ写真をみてほしい。とくに健康志向の文面は一切見当たらない。しかし！　なぜか「308kcal」と目立った表記。確かにカップ麺のなかでは低カロリーに思える。だがべらぼうに低いわけでもない。カップヌードルライトなんて198kcalだ。ノンフライ麺だって、今じゃ珍しくもない。

　きっとテーブルマークの人も分かっていたはずである。だが、それでもカロリーを表記する。その心意気を買いたい。みんなカロリーは気になる。表記したのは偉い。レビューしてみようじゃないか。

　できた本品を見て驚いた。思いのほか野菜が大きい。キャベツ、チンゲン菜、シャキシャキ。量は少ないが、期待していなかっただけに「ほほぅ……」と思わずにはいられない。

　味は濃いめの、いかにも定番のしょうゆ味。ちぢれ麺によく絡み、そして野菜にもたっぷり染みている。そのぶん野菜の甘み、野菜らしい味はないけれども、これはこれでアリ。せっかくカロリーをウリにしているんだから、もう少し薄味にすれば、とは思うが、そうするとうま味視点では納得できないのだろう。

　一応「とろみがうま味」とされているが、とろみはさほど気にならず。7点よりも6点のほうが正しい評価の気もしたが、野菜の大きさはなかなかインパクトがあったのでこの点数とした。

生麺食感の麺へ一新
オイスターの効いた醤油味スープが食欲をそそります。