オムロンヘルスケア、iPhoneと連携する手首式血圧計を発売
オムロンヘルスケアは、iPhoneやPCにデータを転送して血圧の管理ができる家庭用手首式血圧計「HEM-6321T」「HEM-6320T」を11月30日に発売します。
オムロンヘルスケアは11月17日、測定した血圧データをiPhoneやPCで管理できる手首式血圧計“HEM-6320”シリーズの2機種を販売すると発表しました。発売日は11月30日。実売想定価格は、上位モデルの「HEM-6321T」が1万4800円、下位モデルの「HEM-6320T」が1万2800円(いずれも税別)。
HEM-6320シリーズは、Bluetoothに対応した家庭用手首式血圧計で、圧電ポンプにより、血圧を静かに測定できる「サイレント測定」、測定のために腕に巻くカフが正しく装着されているかどうかを知らせる「カフぴったり巻きチェック」、測定時に手首の正しい位置を知らせる「測定姿勢ガイド」などの機能を搭載しています。
また、同社の健康サポートサービス「ウェルネスリンク」を通じて、iPhoneやPCで血圧データを確認することもできます。iPhoneからの利用では、グラフ化したデータの管理と確認が専用アプリ「からだグラフ」で行えます。PCからの利用では、管理・確認機能に加えて日々の測定データを分析する「データナビ」や、朝・晩の血液データをグラフ化して印刷できる「朝晩血圧手帳」の機能が使えます。なお、ウェルネスリンクの利用には、ドコモヘルスケアの総合健康管理サービス「WM(わたしムーヴ)」への会員登録(無料)が必要となります。
HEM-6321TとHEM-6320Tの違いは、バックライトの有無とデータ記録数で、HEM-6321Tでは液晶画面にバックライトが付き、最大100回の測定データを2人分まで本体に記録することが可能です。HEM-6320Tは、バックライトを搭載せず、本体に記録できるデータは最大100回×1人分となります。
その他の基本スペックは共通で、測定方式はオシロメトリック法、対象手首周は13.5〜21.5センチ、Bluetoothの仕様はBLE(Bluetooth Low Energy)、単4アルカリ電池2個での使用可能回数は約300回。付属品は、単4アルカリ電池2個、収納ケースなど。
カフを含まない外形寸法は幅89.0×高さ61.0×奥行き25.0ミリ、重量は約100グラム。
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