深夜3時以降でないと寝付けないあなた!「睡眠相後退症候群」かも?
「ちょっと最近、夜型生活が続いてるかも……」そんなあなたは要注意! 午前中にしんどさを感じていませんか?
仕事が忙しくなると残業が増え、どうしても帰宅時間が遅くなることってありますよね。一時的なら良いものの、それが連日続くと、寝付く時間が深夜2〜3時頃になってしまい、夜型生活になるものです。
そんな夜型生活をそのまま続けてしまうと、どんどん睡眠の時間帯が、後ろにずれていってしまい、朝起きるのがしんどくなります。これは、体内に備わる睡眠のリズムが崩れることが原因。進行すると「睡眠相後退症候群」に陥ってしまいます。では、その症状を見てみましょう。
「睡眠相後退症候群」の症状は?
夜はさっぱり眠れないのに、一度眠るとなかなか朝、すっきり起きられない……。そんな状態なら、睡眠相後退症候群になりかけているかもしれません。
ひどい場合は、朝どうしても起きられなくなり、出社できない状態にまで陥ることも。そうなれば、社会生活や職場での評価にまで問題が生じてきます。その特徴は、「自分ではリズムを元に戻せない」ところにあるといわれています。
これは10〜20代に多く、夜は午前3時〜6時にならないと寝付けない、午前中は不調が続くという状態になります。
どうしたら改善できる?
治療法としては、睡眠時間帯を元に戻すために、朝に強い光を浴びたり、夜に睡眠誘発ホルモン「メラトン」を含むサプリメントを服用したりする方法が取られます。
光を用いる高照度光療法では、1週間ほどかけて寝付き時間を、正常の午後22〜24時くらいに戻すのだといいます。まだ治療を受けるまでひどくないという人は、朝、起きる決まった時間にカーテンを開けて朝日を浴びるなどして、自分で調整することもできます。ぜひ実践してみましょう。
年末の忙しい時期は、どうしても夜型生活になりがちです。20代のまだ若いビジネスパーソンの方は、ぜひ注意して、なるべく睡眠時間帯をズラさないように過ごすようにしたいものです。
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