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コラム

冬の終わりに多い“足しもやけ” 原因と対策は?

寒い外から帰ってきたとき、なぜか足がムズムズした経験はありませんか? もしかしたら「足しもやけ」かもしれません。

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 2016年1月上旬の東京では、最高気温が平均13.1度と暖かかったですが、中旬になると「爆弾低気圧」が到来し、突然寒さがやってきましたね。最低気温の平均も1.0度で気温差が激しくなりました。

 このように気温差が激しいと、皮膚に“ある異常”が起きやすくなるといわれています。外から帰ってきて暖房の効いた室内に入ったとき、足先がムズムズした覚えはありませんか? もし、経験があれば“足しもやけ”の可能性があります。

足しもやけ

冬の終わりは「足しもやけ」になりやすい?

 「しもやけ」の原因の1つは、気温差によって血管の収縮する回数が増え、血行が悪くなること。もともと「冷え性や血行不良の人は、しもやけになりやすい」といわれるのはこのためです。

 皮膚トラブルについて研究している田辺三菱製薬では「デザイン重視の細いパンプスやきゅうくつなブーツで血行が悪くなり、しもやけにつながる可能性もある」と見解を示しており、特に寒暖差がある冬の終わりは“足しもやけ”になりやすいと考えられます。

 「ぬれたまま」も、しもやけを発症してしまう大きな原因です。雨や雪、入浴後などにぬれたまま手足を放置することによって、皮膚の表面が冷やされます。水分の蒸発により体温も奪われ、しもやけになってしまうのです。

「足しもやけ」の予防と対策

 原因を踏まえた「足しもやけ」の改善策として、次のようなことが有効だといわれています。

  • 外から帰ったあとすぐに暖房に当たったり、熱い湯に入ったりすると、急激な温度差ができてしまうので避ける。
  • 雨や雪の日に足元がぬれた場合、すぐに水分を拭き取り、冷やさないようにする。
  • 末端の血流を良くするためにフットマッサージを行う。
  • 血流を改善したり、炎症をしずめたり、保湿したりする成分を含んだクリームなどを活用する

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 冬が完全に終わるまでは、温度差や冷えに気を付けて、春を待ちたいですよね。

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