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もしインフルエンザにかかったら、いつから出社していいのかご存じですか? 出社のタイミングは正しい知識がないと迷ってしまいますよね。自分では治ったと思っていても、実際はまだウイルスが体内に残っていることもあります。
インフルエンザ感染後、出社可能となるタイミングについて知っておきましょう。
インフルエンザが治った基準
一般的の風邪で「治った」と判断するタイミングは、症状が80〜90%ほど引いたときではないでしょうか。例えば、通常の風邪であれば、熱が下がって、ほぼのどの痛みや鼻水、咳などが治まった段階で「治った」と医者に判断されることが多いです。
しかし、インフルエンザは風邪と違い、熱などの症状が80〜90%ほど引いても油断できません。
インフルエンザ発症後、3日〜7日間は注意が必要
インフルエンザで休暇を取った人は、熱が下がった時点で、いち早く職場に復帰したいという気持ちがあるかもしれません。
厚生労働省によれば、インフルエンザは発症前日から、発症後3日〜7日間は鼻やのどからウイルスが排出されるといわれています。この期間は、外出を控える必要があります。熱が下がった後も、感染のリスクがあるというのは意外ですよね。
現行の「学校保健安全法」によれば、学校における出席停止期間は、「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで」と定められています。
解熱後2日間は安静に
インフルエンザの場合、熱が下がっても、まだ咳は出たままの場合もあります。咳が出るうちは、出社を控え、主治医の判断に従いウイルスが消滅するといわれている解熱後2日後まで安静にしておきましょう。
出社してからも、無理な残業などは控え、1週間程度は療養に専念するというのが賢明といえます。
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