星9つ！ 東洋ライス「金芽ロウカット玄米ごはん」をレビュー！

[小林誠，ITmedia]

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　コンビニや通販などで手軽に買える注目商品の中から、健康に配慮されたものを取り上げて一言レビューする「飲み食いしつつもヘルスケア」。今回選んだのは東洋ライスの「金芽ロウカット玄米ごはん 」（3食入り444円／税別、希望小売価格）だ。

オススメ度（10段階評価）

見た目は“モロ”玄米だが、食べると玄米であることを忘れるぞ！

　もはやタニタ食堂の金芽米を知らぬ者はいないだろう。パックでも売られてますもの。しかし、同じように健康を考えると玄米も捨てがたいものがある。金芽米と玄米どちらを買うか……。そんな悩みをこのパックご飯は吹き飛ばしてしまいますね。金芽な玄米だというんだもの。

　しかも今回は普通の金芽米のパックご飯も送られてきまして。これはもう「比べてみろ！」という東洋ライスさんの自信の表れですよ。公式Webサイトを見てもいかに素晴らしい技術を使った米なのかを力説なさっている。

　が、レンジでチンして出来上がったご飯を見てね、この茶色は醤油ご飯か？　と正直思いましたね。これはつまり完璧に玄米で勝負しているわけですよ。隣の金芽の白米ご飯がきれいな真っ白なだけに余計に不安です。

　そのまま食べ比べると……ここですぐに「おっ！」と。香りに独特のものはなく、口に運ぶときに拒否感はなし。表面の若干の皮感はあるものの、普通のレトルトご飯と比べてもほとんど変わらない食感。ただし金芽の白米ご飯のほうはそもそも柔らかめなので、それに比べれば硬め。筆者としては硬めが好きなので高評価。

　かみ続けた時の米の甘みも白米と並ぶ。最後は玄米であることを忘れますよ。普通のパックご飯と比べてもなんの問題もなく食べられますよ。もっとも白米のほうの金芽米のパックご飯は別格であって、艶があり、プチッとした軽い食感があり、比べるとそれぞれ違いがありますけれども。

　冷蔵庫になめ茸の瓶詰がありましたので一緒に食べましたけれども、玄米であることを意識しないで一瓶ぺろっといってしまいましたね。見事です。筆者の常備品リストに、また新たな1品が加わりました。まあちょっと高いですよ？　筆者としては1パック100円が本当はうれしい。量だって1パック200gにしてほしい。しかし他社のパックご飯を見ても、このお値段は完全に許容範囲だなと。筆者周辺ではまだお見かけしないのでお待ちしておりますよ。

公式情報

水加減や製造方法などに工夫をこらし、金芽ロウカット玄米を最もおいしく食べられるようにしたパックご飯です。

玄米は白米に比べてミネラル、ビタミン、食物繊維といった栄養価が豊富なことは知られていますが、その半面、食べにくく、炊飯の手間もかかることから、広く普及はしませんでした。この原因となっているのが玄米表面を覆っている「蝋（ロウ）層」だったのです。弊社は、玄米の栄養成分を減らさぬように独自の加工技術によって、この蝋層のみを均等に除去（カット）することで、玄米の欠点をなくしたコメ商品「金芽ロウカット玄米」を、さらにレンジアップするだけで手軽に食べられるように「無菌米飯」にしました。

本商品の特徴は、容器自体にご飯粒がくっつきにくいため、料理の利便性も良く、例えば、蓋を取り去り、お皿の上で裏返すとポンと落ち、その上に常温のレトルトカレーをかけて電子レンジで約3分かけるだけで即席のライスカレーができるだけでなく、「タコライス」や流行りの「おにぎらず」などの調理が容易に可能です。バランスの取れた食事に悩むOLの仕事の合間、空腹に悩む学習塾に通う学生の休み時間など、時間がない中でも栄養価のあるものを食べたい−といったニーズに応えられる商品として、玄米食になじみのない消費者にも「おいしさ」「栄養」「時短」を提供してまいります。

栄養成分

熱量	139kcal
タンパク質	2.1g
脂質	0.7g
炭水化物	31.0g
ナトリウム	1.9mg

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